狛江市長選・敗れた高橋氏が支持者におわび  陣営は最後まで勝利を信じて準備

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敗れた高橋陣営は、22日の開票が始まる午後9時前から幹部約30人が東和泉の選挙事務所に待機して「投票率が伸びないのが少し気がかり」と話しながらも穏やかな余裕の表情だった。しかし…

写真=(上から)悔しさを浮かべ選挙報告を行う高橋陣営幹部挨拶する高橋氏

当初予定されていた選挙報告会が始まる午後10時過ぎには、支持者数十人が次々とかけつけ事務所横に設けられた大きなテントのイスに座って談笑、前日までの選挙戦の熱気とうって変わってなごやかなムードだった。
10時30分に3人とも7000票との選管発表が伝えられると「民主はよくがんばっているな」との声も出始め、次第に緊張した雰囲気に変わったが「前回は136票差でギリギリまでわからなかった。うちはこれから伸びる」と楽観の声も。
しかし、10時45分ごろ矢野氏の当選と確定の数字が選挙管理委員会から発表されると、事務所内は一転して静まり返り、続いて支持者からはため息とともに「また4年をこのまま過ごすのか」とのつぶやきがもれた。
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高橋氏は、午後11時10分ごろ選挙事務所に現れ「今回の選挙に向け3月から準備に入り、大勢の方の知恵と時間を割いていただき活動を続けてきたが、私の不徳でこういう結果となった。反省すべきはを反省し、これからにつなげていきたい。市議会の方も厳しい状況になるが明政クラブ、公明のみなさんになんとかがんばってもらいたい。申し訳ありませんでした」とさばさばとした表情で支持者に頭を下げた。
報告会の冒頭、西山雅雄選挙対策本部長は「みなさま方に心のこもったご支援をいただきながら、残念な結果となったことをおわびします。狛江の将来を憂れえる気持ちでいっぱいだが、審判は厳粛に受け取らざるを得ない。敗因をきちんと分析し、再生を期したい」と悲痛な面持ち。選挙報告会の最中に市議の浅野氏当選の知らせが入ると支持者からまばらな拍手があがった。
報告会後の記者会見で高橋氏は「国政の(逆風の)影響が全くなかったとは言えないが、浅野候補が通ったことでひとつホッとした。(市長選については)力不足でした。私たちは正攻法で自分たちの立場、現在の狛江市の財政面とまちづくりの状況を訴えたが、あとは市民の皆さまがそれをどう判断したかが、今回の結果に表れた。謙虚に受け止めるしかない」と心境を語り、敗因については「みんなで意見を出し合ってやってきたので、結果を良く分析して今後の糧にしてもらいたい」と話し「みんな一生懸命やってくれたので感謝している」と準備不足ではとの指摘を退けた。また矢野市長には「お山の大将的な政策では行き詰まるので、いろんなところと協力関係を保つようにしてもらいたい」と注文、4選については「役所も経験豊富な人が辞めてもそれなりにやっている。惰性に流されないようにしてもらいたい」と語った。