川崎市多摩区長尾3丁目の妙楽寺で6月15日(雨天決行)、「あじさいまつり」(長尾の里あじさいまつり実行委員会主催、多摩区観光推進協議会後援)が催される。同寺の境内には28種約1000株が植えられており、
「川崎のあじさい寺」の名で親しまれている。
写真=境内を埋めるように咲くあじさい(昨年)
あじさいまつりは、川崎で指折りの花の名所を地元の手で盛り上げようと、長尾町会など地域の住民が実行委員会を結成、毎年開花の時期に合わせて催しており、ことしで11回目を数える。
当日は午前10時から午後3時まで、写真や生け花の展示、句会、野点などを行うほか、野菜、あられ、クッキー、パン、切手などの販売、野点、焼きそばなどの模擬店などを行う。また、午前11時と午後1時30分に鉢植えを無料配布する。
同寺のあじさいは、毎年6月中旬から下旬にかけて本堂南西側と山門南西側の斜面を赤や青、白など大輪の花が埋めるように咲き、市内はもとより神奈川県内や東京都内などから多くの人が訪れる。
同寺へはJR南武線宿河原駅下車徒歩約25分またはJR南武線・小田急線登戸駅からバス「長尾」または「切通し」下車徒歩約10分。