シニア世代の地域活動のきっかけをつくろうと2月11日午前9時30分から午後4時30分まで、川崎市の宮前市民館で「大人の文化祭inみやまえ」が開かれる。
サブタイトルに宮前区シニアライフ支援事業と付けられたこの催しは、地域活動に関心はあるが、活動する人が少ないの実態をふまえて宮前区役所と宮前市民館が主催するもの。内容は、「癒す」「聴く」「食べる」「触れる」の4つのキーワードに分け、ミニコンサート、講演会、パネルディスカッション、1日体験教室のほか、昼食時には同区役所の「れすとらんみやまえ」と共同企画で「懐かしの定食」(午前11時30分〜午後1時30分)と題してすいとん定食、ライスカレー、ラーメンなど昔懐かしい食べ物も数量限定で安価で出される。
午前の部は、いずれも市民館の大ホールでカルテット・グラーツィア(弦楽四重奏団)」によるモーツァルト、プッチーニなど馴染みの曲のミニコンサート(9時30分〜9時55分)。「ゾウの時間ネズミの時間」などの著者で宮前区在住の理学博士・本川達雄東京工業大学大学院教授が「シニア世代の生き方〜生物学を参考にして」の演題で講演(10時〜11時)。「地域の活動のお約束〜参加する人、迎える人の視点」をテーマに、大下勝巳宮前区長も参加するパネルディスカッション(11時10分〜12時)、コーディネーターは宮前区チーフシニアアドバイザー渡邊一雄さん、パネラーは在宅支援ボランティアグループすずの会代表・鈴木恵子さんほか。
午後は、市民館の各会議室で、市民館などを拠点に活動する41団体がポスターや実演などを通して活動紹介(1時〜4時)するほか、1日体験教室(事前申し込み制、1時〜4時30分)が行われる。
参加は午前の部は自由で先着800人。
問い合わせは、午前の部=電話044(856)3133宮前区役所総務企画課。午後の部=電話044(888)3911宮前市民館。
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