川崎市麻生区の小田急線新百合ヶ丘駅前に師走から新年にかけて47000個の光で夜の町を彩るイルミネーションの点灯が12月8日から始まった。この日は、阿部孝夫川崎市長も出席して点灯式が行われ、買い物客など約1000人が記念のコンサートなどを楽しんでいた。
午後5時に交通広場の上部にあるペディストリアンデッキの植え込みや樹木に取り付けられた青や赤、白などの光が一斉にともされると、集まった市民からはどよめきと拍手が起こった。早速、イルミネーションに携帯電話を向けて撮影したり、そろって記念撮影をしたりする親子連れも見られた。
点灯式では、主催したkirara@アートしんゆり2007実行委員会の白井勇委員長が「芸術のまち推進のために2カ月ほどで準備をした。ことし1年だけでなく、毎年続けて良いものにしていきたい」、阿部市長が「ことしは麻生区が芸術のまち開きをした年。それにふさわしいイベントとして、芸術と文化を地域で盛り上げて楽しんでほしい」とあいさつした。
会場では、昭和音楽大学の卒業生によるサックス・カルテットが「ホワイト・クリスマス」などのクリスマスソングなどの演奏も行われ、市民たちは光と音の競演を楽しんでいた(写真右下)。
このイルミネーションは、来年1月14日まで午後5時から11時(22日から24日は午前0時、31日は午前2時)まで点灯する。また期間中は、15日午後2時から4時に・イベント「目指せNo.1シュートチャレンジ選手権」、5時から8時までストリートミュージシャンによるクリスマスコンサート、22日午後5時と7時にbless4クリスマスライブなどが催される。
また、1月6日まで写メコンテストも実施される。
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