災害時に自身や家族などの安全確保といざという時に防災機器を使いこなすノウハウを学んでもらおうと川崎市多摩区登戸の多摩区総合庁舎で12月4日と5日に「多摩区防災フェア」が開かれる。
同区では、安全安心のまちづくりを充実するために区民に積極的に関わってもらおうと、昨年から防災フェアを体験型に切り替え、多摩区自主防災組織連絡協議会が主催、多くの区民の関心を集めた。ことしも、同協議会が主催、多摩消防署、川崎市危機管理室、多摩応急手当普及ボランティアの会が協力する。
会場の多摩市民館大会議室には防災便利グッズや災害トイレ、災害パネルなどの展示、アルファ米や最新の災害備蓄保存食の試食、段ボールの仕切りで作った避難所体験コーナーなどのほか、AED(自動体外式除細動器)の使い方やCPR(心肺蘇生法)の講習、防災ハンドブックや防災便利グッズも配布する。
4日午後1時からは、6階会議室で防災セミナーが催される。セミナーは、防災アドバイザーの宮内正志さんが「予想される日本の大地震」と題して過去の地震の恐怖と各自ができる地震への備えを織り込んで話す。
時間は午前10時から午後4時。
入場無料。
問い合わせは電話044-935-3146多摩区役所地域振興課地域安全担当。
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