川崎市麻生区の特産品「禅寺丸柿」にちなんで禅寺丸の販売やカキの皮むきの長さを競うイベントなどを行う「禅寺丸柿まつり」(柿生中央商店街主催)が、10月21日午前10時から午後3時に小田急線柿生駅南口ロータリーで開かれる。ことしは、地域の大学生と中学生も祭りに参加、カキの収穫や祭り運営を手伝う。
柿まつりは、「柿生」の地名のルーツとなった禅寺丸柿を見直し商店街の活性化をと、柿生禅寺丸柿保存会の協力で95年に初めて開催。柿生中央商店会が柿生禅寺丸柿保存会と JAセレサ川崎柿生支店の協力で主催、ことしは、専修大学の学生がインターンシップとして参加、地元の中学生もカキの販売に協力するなど地域との連携を深めたまつりとなる。また柿生周辺の小・中学生3000人を対象にこのカキのイメージキャラクターを公募したところ、1000以上の応募があり、約30点の入賞作品が決まり、当日会場に展示発表するほか午後2時から表彰式を行う。
祭りの事務局によると禅寺丸はことしの夏場の暑さの影響で収穫量が減り、まつりで販売する数はいつもより少めという。人気の皮むきは、午前10時30分、午前11時30分、午後1時30分の3回 、種とばしは午前11時、正午、午後1時、午後2時の4回。会場では、ヤキソバ、ヤキトリ、豚汁や飲み物などの模擬店、禅寺丸にちなんだおかしワインの販売、川崎選手のサイン色紙プレゼント(午後1時、先着100人)もある。
雨天決行。問い合わせは電話044-988-0106福田商店。