川崎市多摩区の小田急線読売ランド駅前で、同駅最寄りの日本女子大学西生田キャンパスの学園祭「日女祭(ひのめさい)」にちなみ、学園祭当日の10月20日と21日の午前11時から同女子大生と近くの商店が共同で企画開発したパンや菓子など地域限定オリジナル商品を販売する。
写真=洋菓子「モンタナ」の紅茶とりんごのパウンドケーキ(左)と2色クッキー
この催しは、駅周辺のまちづくりを考える市民グループ「読売ランドプロジェクト」(井上十三男代表)が主催するもの。同会は、地域住民や商店有志、日本女子大教授などで構成、「楽しく、住みやすいまちにする」をモットーに活動を行っている。その第一弾は、街の活性化の取り組みのひとつとして昨年の同大学園祭当日に行った「女子大生オリジナルブランド」商品の販売で、企画・開発した商品がすぐ売り切れるなど大きな反響を呼んだ。
オリジナル商品販売2回目となることしは、昨年参加のパン屋「リトルマーメード」、洋菓子「モンタナ」、和菓子「太平屋」に加え、ドイツ菓子「なかがめ」、洋食屋「セモリナ」の5店舗で、駅前特設会場で同大学生ら25人が販売する。
販売されるのは、3種類のアン入が入った「おだんごパン」、カサの形をした「ピザきのこ」、調理パン「ゴボピタ」、紅茶とリンゴのパウンドケーキ、大学の森林と夏と秋をイメージした黄色と緑の2色クッキー、ブルーベリーとチーズのパイ、ことしの日女祭のテーマ「凜(りん)」をモチーフにした練りきり、女子大名物のサクラとカエデをイメージした泡雪「ふたりっ娘」、大学正門に住み着くネコをモデルにした「みけねこ饅頭」、数種類のチェリーを入れたドイツの伝統的バターケーキ「ミスチェリー」、具たくさんの「ころころ らいすころっけ」の11種類。いずれも夏休み前に学生がグループ毎にアイデアを出して学内で検討、店側と協議して試作を重ねてきた。各商品の値段は、160〜280円程度で、売り切れ次第終わりとなる。