Jリーグ・川崎がジュビロ磐田に敗戦:7位に後退

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Jリーグの前半最後となる17節の試合が6月23・24日に行われ、川崎は23日にホーム等々力で勝点が並ぶジュビロ磐田と対戦。立ち上がり直後の失点にいったんは追いついたものの、後半再びリードをゆるし3対2で敗戦。今季リーグ戦ホーム初の黒星で、順位も7位と後退した。

写真(上から)=初スタメンで見せ場を作った川崎F 久木野聡選手(背番号23)、ポールにはじき返された佐原秀樹選手(背番号3)のシュート

川崎FはACLの疲れと怪我人などの影響で4連続引き分けと勝利から遠ざかるのに対し、磐田は引き分けをはさんで2連勝と調子が上向き。結果によっては順位が入れ替わる大切なゲームは15時からのキックオフ、暑さも目に見えぬ敵だ。
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川崎Fは、MF久木野聡がリーグ戦初スタメン、ジュニーニョと黒津勝の2トップ、戦線離脱のマギヌンに変わり中村憲剛が1.5列目といつもとは少し異なる布陣。試合は、開始直後の磐田の速攻にGK川島永嗣が反応したが直後の3分、磐田のFW前田遼一に先制ゴールを許す。川崎Fの反撃が実り20分にジュニーニョが得意のスピードで同点に追いついたが、後半の立ち上がり48分にまたも失点。川崎Fは猛反撃でチャンスをつくるが53分、磐田のカウンターから前田にこの日2点目となるゴールを決められ、2点差に。
ホームで負けられない川崎Fは、58分に中村がフリーキックを決めて1点差にせまり、66分にFW我那覇和樹を投入、81分にはジュニーニョから新人養父雄仁が初のリーグ戦に臨んで反撃をくり返えすが磐田のゴールを割ることができず敗戦した。