狛江市で土屋塚の時代背景などテーマに文化財講演会

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狛江市中央公民館で、6月9日午後2時から4時まで市内から発掘された文化財をテーマにした講演会「狛江古墳群が語るもの〜土屋塚古墳出土遺物指定の意義から」が開かれる。

写真(狛江市教育委員会提供)=土屋塚から出土した円筒埴輪

講演は、2004年夏に発掘が行われた同市岩戸南の「土屋塚」から出土した円筒埴輪などの遺物がことし2月に市の文化財に指定されたのを受け、市教育委員会が催すもの。
東京学芸大学名誉教授で狛江市文化財専門委員の木下正史さんが、円筒埴輪が指定を受ける根拠となった歴史的意義などを解説する。また、「狛江百塚」とも呼ばれる狛江古墳群の成り立ちや特徴について、広く東日本的な視点から位置づけを行う。
定員は先着40人で参加無料。問い合わせは電話03(3430)1111狛江市教育委員会文化財係。