狛江市議会議員選挙が4月22日に行われ、即日開票の結果、午後11時37分に22議席の新しい顔ぶれが決まった。これまでにない激戦と言われたが、世代交代が進む一方で、共産、自民、公明が強さを発揮、全員当選を果たした。
今回の選挙には現職15人、新人13人の28人が立候補。定数が1議席減ったのに加え引退議員が8人いたため、予測がつかない激戦となった。
その結果、定数22のうち、新人が10人を占める一方、現職が3人が落選、世代交代が進んだ。また、女性も2人増えて8人になった。
台風の目となったのは無所属新人の田口貴子氏。高校時代にアメリカに留学、2006年に自民党かながわ政治大学校修了という経歴を持ち、候補者の中で最も若い29歳という年齢を生かして、街宣車の連呼を控えるなど新しい選挙運動を展開した。午後11時の時点で2000票を超え、開票見学者からどよめきがあがったほどで、2位に600票以上の差をつけトップ当選を果たした。
矢野市長の与党・共産は現職4人、新人2人で改選前の6議席の確保をめざした結果、全員当選を果たし、第1党の座を守った。一方、自民は現職、新人各2人が当選、公明も手堅く票をまとめ、同じく現職・新人2人ずつの4人全員当選を果たした。これに対し、ネットは新人の吉野芳子氏が当選したが、2期目に挑戦した池座俊子さんが落選。民主党も鶴留美紀氏が苦杯を飲み、2議席から1議席に減った。
前回あと一歩で涙をのんだ社民党の市原広子氏は13位で初の議席を獲得。民主党と行革市民の会などの推薦を受けた新人の河西かず氏も初の挑戦で当選を果たした。一方、5期目をめざした無所属の清水信之氏は及ばなかった。
党派別の当選者は、共産6、自民4、公明4、民主1、ネット1、社民1、無所属5
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