麻生市民館で17日に里山フォーラム

川崎市麻生区周辺で里地・里山の保全や農業を行っている人たちが、一堂に介して交流を深める「里山フォーラムin麻生2007」が3月17日午後1時30分から麻生市民館で開かれる。

フォーラムは、区内で里山活動する市民で作る里山フォーラムin麻生(代表世話人・平林謙三さん)が主催、麻生市民館と麻生区役所が生涯学習、市民協働の一環として共催、川崎市環境局も後援する。
5回目の今回は、農の文化が息づく多摩丘陵の風土を生かしたコミュニティーづくりと里地・里山を次世代につなぐことを目的に3部構成で講演、活動団体の報告、パネルディスカッション、交流会を行う。
1部は、「人と自然の大地の賑わい」をテーマに、和光大学助教授の堂前雅史さんが「自然と生活の両立に向け—岡上地域における和光大学の取り組み」と題し
て約25分間講演、区内で農業を営む坂本正さん、麻生区子ども会連合会会長の山崎優さんら5人が田んぼでジャズコンサート、親子体験農業、学校と地域のつ
なぎ方などの活動を報告する。
2部は、「地域作りへ! 多様な連携で現場をつなごう! それが宝になる」をテーマにパネルディスカッション。地域計画研究所の井原満明さんが話題提供、
堂前助教授、恩田の谷戸ファンクラブの高田元久さん、まちはミュージアムの石井よし子さんがパネラーで会場の質疑も交えて話し合う。3部の交流会は、里山
フォーラムinに参加している団体のリレートークなどで交流を深め、「わたしの街のほっとする風景写真」の表彰も行われる。
オープニングには、アトラクションとして下麻生ゆり太鼓が太鼓を演奏。会場では、参加団体の活動のパネル展示、地産地消推進コーナー、地元農産物の紹介コーナーもある。
問い合わせは電話044(951)1300麻生市民館。

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麻生市民館で17日に里山フォーラムへの2件のコメント

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