川崎市多摩区の生田緑地で「森の祭り」:親子連れなど8500人がゲームなど楽しむ

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川崎市多摩区の生田緑地の枡形山広場で3月10日、「第17回たまく森の祭り」(同実行委員会・多摩区役所共催)が催され、約8500人の親子連れなどが、音楽の演奏やゲーム、動物とのふれあいなど多彩なイベントを楽しんでいた。

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この催しは、生田緑地の自然の中でのびのびと楽しんでもらおうと催されているもので、おだやかな天候に恵まれたこともあり、参加者は昨年より1000人ほど上回った。
開会式では斉藤和明委員長が「春の一日を心ゆくまで楽しんでください」、鈴木基允多摩区長が「生田緑地は多摩区の宝物。そのすばらしさを実感して次の時代に伝えましょう」とあいさつした。
展望台のステージでは、子ども会作品展の表彰式に続いて、登戸小学校のスクールバンド、生田中学校の吹奏楽、中野島親子太鼓、長尾子ども太鼓、よつばくらぶ人形劇、テレビヒーローショー「獣拳戦隊劇レンジャー」などが次々と披露され、観客からは盛んな拍手が贈られていた。
また、空き缶積み、ビー玉皿移し、縄跳び、片足立ち、輪投げの5種目で成績を競うチャレンジランキング大会、風車、シュロバッタなどの手作りおもちゃコーナー、ストライクボード、ミニELの試乗、ファファなどのフリープレーコーナーなどが設けられ、子どもたちは額に汗を浮かべながら、遊びに興じていた。
小動物のミニ動物園では、小さな幼児がウサギやヒヨコなどを抱いたり、話しかけたりしてふれあいを楽しんでいた。広場近くの林では、樹木の名前を当てたり、木の鼓動を聴くネイチャーゲームも行われ、緑の大切さを体感していた。