川崎市多摩区の「クリーンエイド ネットワーク多摩川」に市民や学生約400人:ゴミ袋400杯分、自転車や古タイヤも

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川崎市多摩区で2月4日、「クリーンエイド ネットワーク多摩川」が催された。午前10時から、市民や学生など約400人が参加、約2時間がかりで多摩水
道橋から県立多摩高校付近の河川敷を清掃する初の「クリーンエイド」を行った。午後1時からは、二ヶ領せせらぎ館で、緊急時への対応をテーマとした講演や
救命救護訓練、多摩川で活動する団体などが事例報告を行い、交流を深めた。

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このイベントは、多摩川を通してつながろうと、「磨けば光る多摩事業」のひとつとして多摩区とNPO法人多摩川エコミュージアムが催した。
河川敷の清掃には、町会、老人クラブ、シニアリポーター多摩の集い、二ヶ領フォーラムウォッチング、エコミュージアムなどの会員に加え、多摩区内にある専修大学、明治大学、日本女子大学と、区外から法政大学、東京大学などの学生約200人も参加した。
ごみ袋を手にした参加者たちは一斉に河川敷に入って、ゴミや空き缶、ペットボトルなどを拾い集めたが、場所によってはたちまちいっぱいになる人も多く、初参加の学生からは「マナーの悪さを実感しました」「せっかく気持ちの良い川なのだから、もっとみんなが大切にしなければ」といった声があがっていた。また、市民は「若い人はパワーがあって、作業も予定より早く片付いた。これからも若い力が加わってくれれば心強い」と話していた。
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この日集まったゴミは40リットル入りのゴミ袋400個分にのぼり、このほかに自転車4台、古タイヤなど大型の不燃物もあった。
作業後、主催者が災害時の炊き出しのシミュレーションとして用意したイモ煮なべと五目ご飯のアルファー米を参加者に昼食として配布。参加者たちは河川敷に腰を下ろして、「非常食にしてはけっこうおいしい」などと仲間と談笑しながら食べていた。
午後のネットワークセミナーでは、市危機管理アドバイザーの大貫啓行さんが「その時どこに避難? どう対処? 市民にできること」と題して基調講演。
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長崎県警本部長や警察庁国際部長として雲仙普賢岳噴火や阪神大震災、オーム真理教のサリン事件などにかかわった経験をもとにした緊急時の対応について「阪神大震災のとき、西宮市では約1000人が家具の下敷きなどになり、このうち9割以上が亡くなった」などと具体例をあげながら講演。「自分だけは大丈夫と考えないで」と強調し、「非常に脱出できるルートや履き物などを準備しておく」「大災害のときは避難所が機能しないことも考えられるので、まず、わが家を安全な避難所にすることが大切」などと訴えた。


川崎市多摩区の「クリーンエイド ネットワーク多摩川」に市民や学生約400人:ゴミ袋400杯分、自転車や古タイヤもへの2件のコメント

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