狛江市で新成人が企画・運営する成人式:415人がなごやかな門出

070108seijinsiki01_1狛江市の成人式が「成人の日」の1月8日、小田急線狛江駅前のエコルマホールで催され、晴れ着に身を包んで参列した新成人たちは社会人としての決意を新たにしていた 。

写真=誓いを読み上げる新成人の代表

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少子化の続く同市の新成人は、昨年より30人少ない752人。成人式には小・中学校を狛江で過ごした市外の居住者も含め415人が参列した。出席率は55%で、ここ数年ではまずまず。
同市の成人式は、1998年から公募した新成人による実行委員が企画・運営しているのが特色。10回目のことしは大場悠委員長のほか8人の委員が、9月から準備を進め、当日の司会・進行を担当した。
第一部の式典では、オープニングに毎年合唱コンクールで優秀な成績を収めている第四中学校合唱部が市の歌などを歌って先輩たちの門出を祝った。
主催者を代表して矢野裕市長が「日本がどのような政治に託していくのか選挙権をしっかり行使し、社会や経済、政治に大いに関心を持ってください。また殺ばつとした時代だからこそやさしさを持ち、平和な社会を築いてほしい」と春の統一地方選や参院選などを意識した祝いの言葉を述べた。
これにこたえ、新成人代表の谷田部大地さん、小林薫さんが「わたしたちはひとりではなく多くの人との関わり合いの中で助け合い、生きています。それをかてに、この先どんな壁が立ちはだかっても自分を見失うことなく邁進(まい)し、これからの狛江市、社会、世界をつくりあげるために、各自が心に描く、すばらしいビジョンをつくりあげていきます」と誓いの言葉を述べた。
約45分で終わった第一部に続いて第二部では、○×形式のクイズ大会と参加葉書による抽選会とビデオレター、多摩川戦隊コマレンジャーショーなどのアトラクションが行われた。小・中学校時代の恩師のビデオによるメッセージが新成人たちの人気を集めたほか、お笑いコンビ「ハリセンボン」の近藤春菜さん、女優の香椎由宇さん、男優の相沢一之さんなど、若者に人気の有名人からのメッセージも披露された。途中から会場を6階の多目的ホールに移して立食パーティーが催され、久しぶりに会う友人との歓談を楽しんでいた。
大場実行委員長は「自分たちも楽しみたいと9月から週1回のペースで集まり、最後は毎日のように集まり準備してきた。時間の都合をつけるのが大変だったけど、参加者が多く、会場は笑顔がいっぱいで、ホッとしました。いい思い出になります」と話していた。


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