南武線登戸駅の駅ビルがオープン:食彩館や行政サービスコーナーで駅が便利に

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JR南武線登戸駅に12月1日駅ビルが完成、記念式典が行われ、阿部孝夫・川崎市長らがテープ力ット(写真)をしてオープンを祝った。
地上3階建てのビルは南北自由通路を挟んで西側に建設され、食料品、飲食店、書店、薬局などの「味の食彩館のぼりと」に加え、行政サービスコーナーが設けられた。

写真ニュース=登戸駅ビルオープンの様子を見る

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登戸駅はことし6月に橋上駅舎と自由通路が完成、市北部の交通の要衝にふさわしい姿に生まれ変わった。同駅ビルはこれと合わせて建設が進められていたもの。
2階にオープンした登戸行政サービスコーナー(写真左)は、同駅を利用する通勤通学客などのために設けられたもので、市内で5カ所目。面積は約54平方mで、住民票や殷鑑証明など各種の証明書を交付や市政についての案内を行うほか、市内の観光地などを調ベられる端末2台を設置し、利用できるようになっている。また、市内で初めて、市立図書館で借りた本の返却コーナーも設けられた。6人の職員が応対にあたり、開設時間は平日は午前7時30分から午後7時、土曜日は午前9時から午後5時、日曜日は午前9時から午後1時。祝日と振替休日、年末年始は休み。
問い合わせは電話044-933-3000。
食彩館は1階に薬局(営業時間午前9時〜午後6時)、2階に鮮魚、青果、精肉、そうざい、日用品、弁当などの売り場(営業時間午前9時〜午後10時、弁当は午前7時30分から)と立ち食いそば(営業時間午前6時30分〜午後11時)、3階に書店(営業時間午前10時〜午後10時)、ケーキとパスタ、パンと喫茶(いずれも営業時間午前7時30分〜午後10時)の合計9店舗が出店した。3階には休息用の円形のベンチと車イスでも利用できるトイレを設けたのが特色。
午前10時に行政サービスコーナー、続いて午前11時に食彩館と2回、テープカットが行われたが、2階の食彩館の食料品売り場には、待ち受けた主婦など200〜300人が次々と入店、早速カゴを手に買い物をした。売り場での混乱を防ぐため、入店を制限する光景も見られた。
式典で阿部市長は、行政サービスコーナーについて「他の行政サービスコーナーに比べて改札口に最も近いというよい場所に設置され、多摩区に限らず多くの市民に対して行政サービスや観光についての情報などの提供ができるようになった。多摩区役所さらには行政の顔として常に笑顔を絶やさないでサービスを提供していきたい」、また食彩館については「駅周辺では区画整理も進行中で、駅を中心とした発展を期待したい」とあいさつした。
東日本旅客鉄道(株)の井上進・横浜支社長は「規模は小さいが生活密着型の駅ビルができた。買い物にもスイカカードが利用できるなど、鉄道とさまざまなサービスが一体となって便利になる。今後は1日約14万人の利用客をはじめ地元のみなさんに愛される駅ビルをめざしたい」、(株)ジェイアール東日本都市開発の力村周一郎社長は「340坪(約1,122平方m)のほんとに小さなスペースだが、トイレやおやすみ処などフリースペースをできる限り作ったのが特長。(スペースが小さいので)自己完結できないので、地元の商店街と協調していきたい」と話していた。