川崎市立日本民家園で民家園まつり:農村歌舞伎や民具の試着に人気

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川崎市多摩区枡形の川崎市立日本民家園で11月3日、民家園まつりが開かれ、農村歌舞伎の公演(写真右)やミノやカサなどの民具の試着が人気をよんでいた。

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3連休初日のこの日は入園料が無料ということもあり、家族連れや高齢者のグループなどが次々と入園、紅葉の始まった生田緑地の樹林に点在するかやぶき屋根の古民家の秋の風情を楽しんでいた。
園内では民技会が製作したわらや竹などで作った民具の展示や製作実演、市松人形、堂宮彫刻などの伝統技術の実演などが行われ、熱心に質問する人の姿が見られた。
子どもたちの人気をよんだのが、竹馬、竹ぼっくりなどのむかし遊び。なかでも、わらで作ったミノ、カサ、雪靴の着用体験では、子どもたちが民技会のメンバーが再現した民具を着せてもらい、「昔の人になったみたい」と大喜び(写真左)。お父さんのカメラに向かってポーズをする子もいた。
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農村歌舞伎舞台「船越の舞台」では、東京都指定無形民俗文化財「秋川歌舞伎あきる野座」が「伽羅先代萩(めいぼくせんだいはぎ)」の「問注所対決の場」と「詰所刃傷(にんじょう)の場」を上演した。舞台の前の野外の観客席は600人余りでびっしりと埋まり(写真右)、重要有形民俗文化財の舞台を使った農村歌舞伎の公演という絶好の組み合わせを楽しんだ。座員は全員しろうととは言え、熱のこもった迫真の演技に、公演の最後には多くの「おひねり」が舞台めがけて飛ぶほどだった。