多摩区民祭:家族連れなど8万人が生田緑地で祭の秋楽しむ

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多摩区民祭(多摩区民祭実行委員会主催)が10月21日、多摩区枡形の生田緑地で開かれ、午前中から家族連れなどが次々と訪れ、約8万人(主催者発表)が木々が色づき始めた緑地の各所に用意されたさまざまなイベントを楽しんだ。

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29回目のことしは従来の「この指とまれ」というキャッチフレーズから、緑豊かな会場にふさわしい「みどりの多摩区、環境共生のまち」をテーマに変更した。
噴水池の特設ステージで午前10時から催された開会式には、阿部孝夫川崎市長もかけつけ、「豊かな緑の環境の中で催される区民祭は、内容も充実しており、区民のひとりとしてもうれしい。ご一緒に祭を楽しみましょう」とあいさつ、色とりどりの風船がつまった大きな風船を割って、開会を祝った(写真左)。ステージでは、その後ロックソーランやテコンドー、パフォーマンスショー、合唱などが次々と披露された。
今回は専修、明治、日本女子の区内の3大学が岡本太郎美術館階段下のコーナーで、学生たちが吹奏楽演奏やテコンドーの演武を行ったほか、ロボット展、ヨーヨーつり、ビー玉などの昔の遊びなど子ども向けのイベントを行い、家族連れの人気を集めていた。
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初めて川崎市民に無料で開放された日本民家園、岡本太郎美術館、青少年科学館が、人気をよび、民家園には3000人余りが入園、園内では18件による骨董(こっとう)市が初めて催され、古い焼き物、家具、着物などが通常よりかなり安価で売り出され、掘り出し物を物色する人がつめかけた(写真右)。岡本太郎美術館も企画展「岡本太郎の絵画 衝動から実現まで」を公開、美術の秋を楽しむ人の列ができていた。青少年科学館でも同館自慢のプラネタリウム「メガスターII」の公開にも、入場を待つ人の列が続いていた。
母の塔の下で行われた抽選会にも長い列ができ、用意した約2000個の賞品がなくなり追加したが、それもたちまちなくなるほどで、担当者はうれしい悲鳴をあげていた。
会場の各所には、色とりどりのテントの下で、100点近い展示や出店が行われた。多摩区の昔を紹介した写真展、水道局の水の試飲、多摩川の魚やカエル、カメなどを紹介したミニ水族館、白バイや消防車の試乗などが人気を集めたほか、多摩区の友好都市・静岡県岡部町と千葉県千倉町、山形県飯豊町の特産品、焼きそばなどの食べ物や手作り品が販売され、どこも人だかりができていた。芝生や木陰の下では買い求めた食べ物でゆったりくつろぎながら昼食を取る人の輪が多く見られた。