「みどりの多摩区、環境共生のまち」をテーマに多摩区民祭(多摩区民祭実行委員会主催)が10月21日午前10時から午後3時まで、多摩区枡形の生田緑地
で開かれる。緑に囲まれた緑地の中で、区内の団体や大学などによる多彩なイベントが催されるほか、日本民家園、岡本太郎美術館、青少年科学館なども川崎市
民には無料で開放される。
同祭は、従来同区登戸の多摩区役所周辺で催していたものを、2004年から生田緑地に会場を移して開催、今回で29回を数える。
今回は新たに噴水池に特設ステージを設け、午前10時の開会式典に続いて妄人文明のパフォーマンスショー、中学生のミュージカルソング、ロックソーラン、エイサー、大学生のフォルクローレ演奏やアカペラ合唱、テコンドー演武などが午後3時まで披露される。また、岡本太郎美術館階段下広場に専修、明治、日本女子の3大学の専用舞台を設ける。
噴水広場周辺では、一般64、官公庁33の合計97団体が出展や展示。多摩区の友好都市・静岡県岡部町と千葉県千倉町、山形県飯豊町の特産品販売や車イス体験、白バイ乗車体験をはじめ手作り品、リサイクル品、食べ物などの販売などを行うほか、古着や古布の回収もある。
会場では、専修大学の吹奏楽の行進、多摩川音頭の踊りの流しや宿河原のおはやしが祭りムードを盛り上げる。岡本美術館の母の塔前では正午から午後2時まで抽選会を行う。
日本民家園内ではこっとう市が初めて開かれるほか、民具の展示や頒布、青少年科学館ではプラネタリウム「メガスターII」の投影、岡本太郎美術館では企画展「岡本太郎の絵画 衝動から実現まで」の公開が行われる。
問い合わせは電話044(935)3130同祭実行委員会。
交通=小田急線向ケ丘遊園駅徒歩15分、または、向ケ丘遊園駅からバス専修大学行き終点。
先進国の農業・環境事情。
農業は今、深刻な環境破壊を引き起こしている。深刻な環境破壊は人間の健康も破壊するから実は大問題である。
ではなぜ農業が深刻な環境破壊を引き起こすのか。まずは先進国の場合である。
先進国では農業は「集約的」に行われる。
「集約的」とは、一つの場所で農業資材、つまり農薬や肥料などを大量投入して大量に生産を行うというやり方である。…