小田急線開業当時に使われた車両を改造した荷物電車や踏切が見える狛江駅など懐かしいモノクロを集めた「昭和30年代の小田急線の鉄道写真展」が6月23日から29日まで
小田急線狛江駅北口の泉の森会館2階ギャラリーで開かれる。
写真=和泉多摩川〜狛江駅間を走る荷物電車1100系(昭和34年・生方良雄さん撮影)
「狛江のまちを考える会(稲田幸一郎代表)」が、田園風景の広がる多摩地区が東京郊外の住宅都市へと発展していく様子をまちづくりの参考と催すもの。昭和30年は狛江が村から町制になった翌年で、小田急沿線はこの10年間で住宅地へと大きく様変わりし、鉄道の輸送力も年を経ることに右肩あがりにアップした時代だ。
展示写真は、狛江市の吉原実さんら「小田急電車を撮る会」(生方良雄代表)が撮影した新宿〜向ヶ丘遊園間を走る客車、線路、駅舎など約20点とまちを考える会が集めた駅前や当時の沿線の風景写真約10点を展示。このほか、登戸駅や向ヶ丘遊園駅など駅名が変遷なども紹介する。
入場は無料で、展示時間は午前10時から午後6時。問い合わせは電話03(3430)5444泉の森会館。
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