夜の森に響くサクソフォーンの響き:川崎市宮前区の飛森谷戸で10周年のコンサート

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里山の野外ステージをかがり火で照らしながら音楽を楽しむコンサートが6月10日、川崎市宮前区初山で催され、約400人が夜の森に響くサクソフォーンの調べに耳を傾けていた。

このコンサートは、同地区の里山保全を行っている「飛森(とんもり)谷戸の自然を守る会」(矢澤茂会長)が「森の音楽会」と題して毎年開いているもので、今回が10回目。
緑の林に囲まれた「おもいでの謡のこみち『森の広場』」にあるステージは、左右に置かれた2基のかがり火に加え、ろうそくなどの灯が周りに配され、日が落ちると幻想的な雰囲気。
同会の発足10周年を記念して催したこの日のコンサートに出演したのは、昭和音楽大学出身のメンバーで構成した「feel saxophone quartet(フィール・サクソフォーン・カルテット)」の河西麻希さん、木籐良朝子さん、土山真希子さんと、賛助出演の平賀美樹さんの女性4人。約2時間にわたって「シングシングシング」「バトル」「マツケンサンバ」「世界に一つだけの花」「竹田の子守唄」ジブリのメドレー、阪本九メドレー、「彗星」などジャズやクラシック、童謡、歌謡曲など多彩なジャンルの曲を次々と演奏した。
コンサートの途中に小雨が降り出し、ステージの上に雨よけのビニールシートを張るため演奏が中断するという、野外演奏会ならではのハプニングもあったが、家族連れなどの聴衆も一緒に手拍子をするなど、なごやかなムード。後半には雨もあがり、訪れた人たちは夜の黒い森に響くサクソフォーンの音色をゆったりと楽しんでいた。
出演した河西さんらは「森の中の音楽会は初めて。音が木立に響いて、すごく演奏しやすかった」と話していた。

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夜の森に響くサクソフォーンの響き:川崎市宮前区の飛森谷戸で10周年のコンサートへの1件のコメント

  1. 体力アップと練習!

    毎日が、体力UPの為にイロイロ努力(?)をしているのですが時間が過ぎないと結果としてはなかなか出てはくれそうもありません。(汗、汗)練習場に行く回数を増やし、あまり無理をしないようにしながら感性と筋肉がよみがえるのを待つしか有りません。しかし、競技会に出るつもりなので今の自分の不甲斐なさにあせりを感じます。…