生田緑地内ばら苑が5月11日から公開:533種4700株

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川崎市多摩区長尾の生田緑地内ばら苑が5月11日から一般公開される。面積約1.2haの苑内には、533種約4700株の色とりどりのバラが植えられ、
新緑との鮮やかなコントラストが楽しめる。ことしは4月下旬の寒さの影響で開花が数日程度遅れており、まだ2分咲き程度。見ごろは今月20日過ぎになりそ
うだという。

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このばら苑は、旧小田急向ヶ丘遊園の中にあり、関東地方でも有数の施設として愛好家に親しまれた。向ヶ丘遊園の閉園に伴って、施設の存続を望む市民の要望もあり、川崎市に管理が移管された。
バラの世話や苑の管理は多くのボランティアが協力して行っており、毎年春と秋に一般に公開され、市外からも数万人が訪れ、人気を集めている。
苑内には、四季咲大輪種、四季咲中輪種、つる性種、四季咲極小輪種、原種など多彩なバラが植えられている。「プリンセスミチコ」「クィーンエリザベス」「プリンセス ド モナコ」など日本の皇族や各国の女王などにちなんだ品種が植えられたロイヤルコーナーもある。また、売店ではバラの苗木や軽食などを販売する。
公開は6月4日までで月曜日休苑。時間は午前10時(土・日曜は9時)から午後4時30分(入園は4時まで)。入園は無料。交通は、小田急線向ヶ丘遊園から徒歩約12分。
問い合わせは電話044-978-5270ばら苑管理事務所
ホームページ=http://www.city.kawasaki.jp/30/30kokan/home/baraen/1.htm