麻生区の市民団体が麻生川の清掃:自転車やタイヤなど回収

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川崎市麻生区の花の名所麻生川で3月26日、同区内の2つの市民団体が川底を清掃、投げ捨てられた自転車やタイヤなどの回収作業に汗を流した。

写真=ロープで自転車を回収(上・中) 、川に入って作業、引き上げた自転車などを片付ける会員

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作業を行ったのは、麻生水処理センターの運動施設などの管理を行う特定非営利活動法人麻生環境会(鈴木有理事長)、麻生区ソフトボール連盟(鈴木脩夫理事長)。会員の多くが麻生川沿いに住んでいる麻生環境会では、きれいな川で花見を楽しんでもらおうと、毎年麻生川桜まつりに先がけ、運動施設利用団体川の同連盟に声をかけ、川に入って清掃作業を行っている。
060330gomi03_1  この日は、同会会員8人と区内の各ソフトボールチーム代表14人が参加。午後1時からの作業は、ロープを伝って2人が川底に降り、投げ下ろされた先端に大きないかりをつけたロープを捨てられた自転車などに引っかけ、上にいる人たちがロープをたぐり寄せる方法で行われた。多くの自転車は、川底に長く放置されていたため、泥や草がまつわり引き上げるのにかなり難航、なかには半分以060331gomi04_1
上泥で埋まって見えなくなっているものもあり、参加した会員らは泥まみれになりながら2時間がかりで柿生駅付近から麻生水処理センターまでの間に捨てられた自転車9台とトラクターのキャタピラ、ホースなどを回収した。
鈴木さんらは「毎年、何台も回収しているけど、何でこんなところに自転車やトラクターのキャタピラを捨てるのかわからない」と顔をくもらせていた。


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