多摩区役所で2月16、17日にリサイクルフェア:古着や古布も回収

川崎市多摩区が、ごみの減量化とリサイクルに関心を持ってと2月16日と17日に同区役所1階アトリウムでリサイクルフェアを開催する。

会場では、パネル展示、多摩図書館で使わなくなった約1200冊の古本の配布、牛乳パックの工作、多摩区まちづくり協議会佳境部会が行っている生ゴミ堆肥化関連の展示、パソコンを使った環境クイズなどを催す。道路を隔てた駐輪場では、主催のイメージァアップ委員会が東南アジアの発展途上国などで使われる中古衣料を集めて送るNGO的な活動団体にことしも協力、古着・古布の回収を行う。回収は2003年から毎年リサイクルフェアで行われており、2005年に区民から持ちこまれた衣類や古布は約6トンという実績を持つ。回収時間は午前10時〜午後3時で、雨天の場合は中止。
集めた品物は衣料品として輸出して再利用されるほか、繊維としても利用される。衣類は、輸出先の気候により夏物、肌着類がリサイクルしやすく、冬物、コート類は難しいため、主催者は夏物を中心に出してほしいと呼びかけており、ツバのある帽子、ハンカチ、女性用の下着、毛布、カーテン、シルクの和服などは特に喜ばれるという。
出し方は、自身で使える状態で洗濯してあるもの、靴下などセットものは分かれないようにする、ボタン、ベルトなど装飾品はそのまま付けておくなどのほか、ぬれたり、破れたり、汚れたものは回収しない。また、布団類やじゅうたん、ビニール製の雨合羽や会社の制服・ユニフォームなどは回収しない。
問い合わせは電話044(935)3148多摩区役所地域振興課。