川崎箕輪選手が市民ミュージアムでトークショー

051218minowa1
ボランティア記者 藤井栄美

12月10日より川崎市市民ミュージアムで行われている「Let’s Go! 川崎展」の選手参加イベントとして、12月18日午後14:00より同逍遥展示空間で、フリーアナウンサー日々野真理さんを進行役に箕輪義信選手のトークショーが開催された。

写真=日々野アナウンサーの質問の答える箕輪選手(撮影・藤井隆弘)

トークショーの写真を見る>

500人の客席に立ち見が出るほどのファンを集め、30分のトークのほか、サポーター有志により企画運営されている「千頭いるか」の贈呈式、プレゼント抽選会、握手会が行われた。
トークショーでは、箕輪選手のイメージは? の問いに会場から「ダンディ」と声が上がると照れ笑いで「すみません」。A代表の東欧遠征については「川崎というチームや自分を良く知っていてくれたのですんなり馴染めた」などと印象を話した。試合中に交わした相手チームの選手との会話や「自分の買い物に行っても、良いなと思うと直ぐに子供服を買ってしまう」という子煩悩ぶりを披露。話が12月24日に控えた天皇杯準々決勝の浦和戦に及ぶと「皆さんへのクリスマスプレゼントにしたい。やっちゃいます!」と力強く語り、ファンを沸かせた。
プレゼント抽選会には、ホーム・アウェイのユニフォーム、Tシャツのほか、「Let’s Go! 川崎展」に展示しているA代表で履いたスパイクも出され、観客は懸命に手を上げてアピール。箕輪選手が子ども時代に所属していた川崎市内の少年サッカーチームの少年が「先輩!」と声をかけてTシャツをゲットするなど、盛り上がりを見せていた。
最後は右手指を負傷中のため左手での握手会となったが、一人ひとりていねいに言葉を交わしながら応じる姿は、箕輪選手の人となりを感じさせ、握手を終えたファンがみな笑顔で会場を後にした。