11月20日、川崎市麻生区多摩美の麻生区市民健康の森「麻生鳥のさえずり公園」と隣接する多摩美児童公園で「木の成長を祝おう 2005植樹祭&収穫祭」麻生多摩美の森(麻生区市民健康の森)の会、多摩美みどりの会主催)が実施された。
写真=麻生区健康の森収穫祭でアルプホルンを吹く健康の森会員
当日は好天に恵まれ、家族連れ、友だちグループ、西生田小学校の先生や児童など130人が参加。
5つのグループに分かれて、森の清掃、タキギ運び、ヤキイモ準備などを行ったあと各グループで10本ほどを植樹。今年はハギやミツマタ、チャなど修景用の低木を、通路に沿って植え、子どもたちは自分の名前を書いた札を木の根元にさして記念にしていた。
そ
のあと、オープン後の過去4年の植樹祭で植えた木の成長調査を、各グループ3本ずつ行った(写真右=写真提供・麻生区地域振興課)。モウソウタケで手づくりした長い物差しで樹高を測定し、4年で
4mを超えている木もあり、成長ぶりを確認し喜んだ。幹の太さ、樹冠の広さ、元気さなどを調べ、その木の特徴について学んだ。調査したデータは台帳に記録
し、今後継続的に調査して積み上げていく。
収穫祭は斉藤隆麻生区長の乾杯でスタート。森の畑でとれたサトイモを使った芋煮会、サツマイモの焼き芋
をして、実りの秋を楽しんだ。麦茶づくりの体験コーナーには、いい香りが漂った。年々好評の木の葉スタンプづくりでは、子どもたちがたくさん、きれいな
カードをつくった。また、今年は、麻生多摩美の森の会会員夫妻のアルプホルンの演奏(写真左)があり、子どもたちは試し吹きさせてもらい、音を出せると大喜びしてい た。