終盤を迎えたJ1リーグ第30節が11月12日に一斉に行われた。川崎はホーム等々力にヴィッセル神戸を迎え対戦、3対1で勝利した。チームは前節(浦和戦)の敗戦で連勝記録が途切れて成績が6位と一歩後退したものの、5位のジェフユナイテッド千葉が引き分けだったため勝ち点差が1に縮まり、この先の試合結果によっては、当初の目標5位以内に入る可能性をまだ充分残している。
写真=ジュニーニョ(右10番)の先制点
試合は、川崎が8分、フリーキックのチャンスにFWジュニーニョが先制、38分にもやはりフリーキックのチャンスをMFアウグストが正確なキックで決め、セットプレイからの2点でリードで前半を終えた。降格の危機にさらされ1試合も落とせない神戸は、後半63分にFW幡戸竜二がゴールを決めて1点差に迫りMFの三浦淳宏を投入したが、88分にジュニーニョが追加点を上げ再び2点差にした。その後川崎は、マルクスに変えてこの日に「今季限りで引退」と発表したMF相馬直樹を入れ、スタジアムのファンを沸かせた。
残りはあと4試合で、最終節の12月3日の前には、1週間(一部8日間のところもある)に3試合とタイトなスケジュールとなっている。
川崎の次節は、11月20日14時から長居スタジアムでセレッソ大阪と対戦、次のホームゲームは11月23日15時からジュビロ磐田と対戦する。