川崎市宮前区土橋の鷺沼プール跡地に川崎が仮称「鷺沼フットサルスタジアム」を建設、10月5日に武田信平社長、斎藤文夫川崎市サッカー協会会長、大下勝巳宮前区長らが出席して地鎮祭が行われた。
写真=上・地鎮祭を取り仕切る小泉正穂白幡八幡大神宮司、中・安全を祈るの武田社長、式典に出席した奥アンツーカーの大神常務、川崎後援会の相原常務理事、小泉宮司、武田社長、川崎市サッカー協会の斎藤会長、大下宮前区区長(左から)
完成予想図
フットサルスタジアムができるのは、跡地のうち駅寄りの場所。下に配水施設があるため、大きな建設物が立てられず運動公園・広場ゾーン(約12000平方m)となっている部分の一部に関東地方では最大の規模のフットサルスタジアムを建設する。
計画によると、約5700平方メートルに敷地に夜間照明付きの人工芝38m×18mのフットサルコートを6面建設。クラブハウスは、プール時代にレストラン・売店として使われていた水道局施設1階部分(延べ床面積540平方m)とテラス(約220平方m)を利用し、シャワー、トイレ、更衣室、レストルーム、多目的ルームなどを備えるクラブハウスを作る。このほか、54台の駐車場、駐輪場も備える。竣工は2006年2月末の予定で、2006年4月上旬にオープンする。営業は午前9時から午後10時、年中無休の予定。
地鎮祭は、地元の白旗八幡大神の小泉正穂宮司により進められ、武田社長、工事を請け負う奥アンツーカー株式会社大垣高正常務取締役が鍬(くわ)入れ、鋤入れ(すき)入れの儀式を行い、工事の安全を祈った。
武田社長は「みなさんのご協力でここまでこぎつけた。事故なく竣工を迎え、宮前区だけでなく自然体のランドマークとなるよう育てていきたい」と挨拶。サッカーの斎藤会長は「21世紀のスポーツといわれるフットサルは、スリリング、ストロングなスポーツで、サッカーの基本技術を向上することができるとサッカー協会としても、に敬意を払い、期待している。ぜひ協力したい」とエールを贈った。また地元の大下区長は「宮前区のシンボルゾーンとして新しい名所となるようにしたい。オープンには一大イベント開くように今、話し合いをしている」と期待を寄せていた。
フットサルは、老若男女を問わず少人数でできる都市型スポーツとして最近人気を集めている。川崎市は、川崎がJリーグの同市をホームタウンとしていること加え、日本最大規模のフットサル大会を手がけるなどスポーツ振興を積極的に取り組んでいることから事業用地使用者として認めた。市は、この土地使用料で隣接する広場の整備・維持管理をまかなう方針。
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