川崎フロンターレが1月19日、川崎大師に必勝祈願を行った。
シーズン最初のこの恒例行事に参加したのは、武田信平社長、福家三男強化本部長、関塚隆監督、コーチングスタッフ、選手30人。一行は川崎大師・平間寺(高橋隆天貫主)の内陣で午後3時から執事長の野沢隆幸導師の護摩(ごま)法要で必勝祈願を行ったのち、本尊に手を合わせた。
野澤導師は「輝かしい成果を収め活躍をしてください」と激励の言葉を述べ、護摩札を渡した。関塚監督は「負傷者が出さないようシーズンを闘えることと、J1挑戦者として1試合1試合着実にのサッカーを作り上げ昨年以上のチームにできるよう 願った」と話した。境内には、平日にもかかわらず200人を越えるサポーターが集まり、一緒にJ1での活躍を祈っていた。
一行はその後、9つのグループに分かれ、大師、川崎、武蔵小杉などの商店街などにあいさつ回りに向かった。武田社長やJ1昇格に貢献したブラジル人トリオ、アウグスト、マルクス、ジュニーニョ選手ら11人は、商店街を上げて熱心に応援する大師駅前昇栄会を徒歩で回り、大きなフラッグを掲げる店主らと記念撮影。縁起物を扱う土産物屋さんから金ダルマをプレゼントされたり、豚汁の接待など、心のこもった歓待に笑顔で応えていた。最後に立ち寄った若宮八幡神社では、一人一人絵馬に願いを書いて奉納、J1での好成績を祈った。