川崎市の多摩区総合庁舎で9月19日、2回目の「たまたま子育てまつり」(同実行委員会・多摩区家庭教育推進協議会主催)が開かれ、昨年より1700人多い4200人が訪れた。
(写真=助産師が指導するベビーマッサージが若いパパやママに人気)
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まつりは、各世代の子育ての情報を共有し、子育ての社会化と情報発信、区内の子育てネットワークを充実させようと区内の市民団体と多摩区役所、保健福祉センター、保育園、小学校などの行政機関が協力して昨年初めて催され、区外の人や父親が予想以上に参加するなど大きな反響があった。
ことしは、父親がくつろげる空間を、と市内の5つの父親の会のネットワーク組織「川崎おやじ連」が初参加。「お父さんと子どものたまりバー」と名付けて竹ぽっくり、竹笛などの作り方の実演やパントマイム紙芝居、コマまわし、竹馬、ビー玉など懐かしい遊びのコーナーを設けて指導した。
また、加盟団体の一つ「なごみ中野島おいでよ会」会員の落語家桂米太朗師匠が落語を披露。周辺の商店会などがヨーヨー釣りや綿菓子などおまつり屋台を開き、子どもたちの人気を集めた。
会場には、朝からベビーカーを引いた若い夫婦や3世代家族などが次々と訪れ、コンサートやベビーマッサージ、お化け屋敷、各会場を回るスタンプラリーなどに参加、くつろいだ休日を味わっていた。