黄色やオレンジの花をつけたマリーゴールドのつみ取りが8月5日、狛江市猪方2丁目農業・栗原繁さんの花畑で行われ、主婦や保育園児など約150人が参加した。
狛江市が、市民に花の摘み取りを通して都市農業への理解を深めてもらおうと「花街道」と名付け、毎年夏と冬に市内の農家の協力で行っている農業振興事業の一環。
ことしの会場となった栗原さんは毎年市に協力しており、約1000平方メートルの畑を開放。午後3時の開場とともに主婦や親子連れなどが次々と訪れ、額に汗を浮かべながら懸命に花ばさみを動かしていた。なかには、両手いっぱいの花束を作り、大喜びの人もいた。市立駒井保育園(中野敬子園長)も4、5歳児35人が初めて参加、身長と同じくらいに伸びたマリーゴールドの畑のなかを泳ぎ回るように歩き回りながら、小さな手で家に持ち帰る花束を作っていた。