川崎フロンターレのJ1優勝記念パレードが12月10日、川崎駅前で行われ、沿道にはサポーターや市民など約5万人が詰めかけ、チーム創設21年目での悲願の初優勝の喜びを選手とともに喜び合っていた。
写真=オープンバスに乗ってパレードする選手たち
川崎フロンターレのJ1優勝記念パレードが12月10日、川崎駅前で行われ、沿道にはサポーターや市民など約5万人が詰めかけ、チーム創設21年目での悲願の初優勝の喜びを選手とともに喜び合っていた。
写真=オープンバスに乗ってパレードする選手たち
2017年のJリーグを締めくくる「2017Jリーグアウォーズ」(年間表彰式)が12月5日に横浜市港北区の横浜アリーナで開かれた。悲願の初優勝を果たした川崎フロンターレから鬼木達監督や選手が出席。また、小林悠選手が最優秀選手と得点王、ベストイレブンと合わせて3冠に輝いたほか、小林に加え中村憲剛、エウシーニョ、車屋紳太郎の4選手がベストイレブンに選ばれた。
写真=優勝のシャーレを受け取る小林悠選手
川崎フロンターレのJリーグ初優勝を祝う川崎市主催の記念パレードが12月10日午前に行われる。
パレードにはフロンターレの藁科義弘社長、鬼木達監督と選手(日本代表選出メンバーを除く)、スタッフが参加。11時に市役所第三庁舎で福田紀彦市長に優勝を報告した後、11時30分頃にオープンバスに乗って市役所を出発、川崎駅前東交差点を経て川崎駅前南交差点までを約30分かけてパレード、沿道の祝福に応える。パレードコースは交通規制が実施される。
Jリーグ最終節の34節が12月2日に開催され、川崎フロンターレはホームの等々力競技場で大宮アルディージャと対戦、5対0で圧勝し、念願のリーグ初優勝を果たした。前節1位だった鹿島アントラーズがジュビロ磐田と引き分けたため、勝ち点72で並んだが、得失点差39で鹿島の22を上回った。また、この日ハットトリックを決めたキャプテンのFW小林悠は得点王に輝いた。
第96回天皇杯全日本サッカー選手権大会の決勝戦が1月1日、大阪府吹田市の市立吹田サッカースタジアムで行われ、初出場の川崎フロンターレは鹿島アントラーズに1対2で敗れ、悲願の初タイトルはならなかった。川崎Fは前半に鹿島に先制を許したが、後半にFW小林悠(#11)のゴールで追い付き、試合は延長にもつれ込んだ。しかし、延長前半に鹿島に追加点を奪われ、猛攻をしかけたものの鹿島のゴールネットを揺らすことができず、涙をのんだ。関東勢同士の戦いになったものの、スタンドは34,166人の観客で埋まり、遠路、川崎や鹿島からかけつけたサポーターが熱心な声援をくり広げ、元日決戦にふさわしい雰囲気。試合後、くやしい敗戦に肩を落とす川崎Fの選手たちに、サポーターからは温かい拍手が送られていた。 続きを読む 投稿 ID 4577
2016年のJリーグを締めくくる「2016Jリーグアウォーズ」(年間表彰式)が12月20日に横浜市港北区の横浜アリーナで開かれ、ベストイレブンなどの表彰が行われた。
注目の最優秀選手賞には6回目のベストイレブンに選出の中村憲剛選手が初受賞した。川崎フロンターレから最優秀選手が選ばれたのは初めてで、リーグ史上でも2013年に35歳で受賞した横浜F・マリノス中村俊輔選手を抜き最年長での受賞となり、今シーズン31試合に出場し9得点11アシストと円熟したプレーに最高の評価が与えられた。川崎Fからは32試合に出場して15得点を獲得した小林悠選手も初のベストイレブンに輝いた。
ことしのアウォーズは、リーグ優勝の鹿島アントラーズとルヴァンカップ優勝の浦和レッズのトップ選手のほか、優秀選手賞などに選ばれたJ1の選手と監督、各チームの社長やスポンサー、日本代表監督ハリルホリジッチ氏などが参加した。また、全体の進行も一昨年までの形式にほぼ戻り、各チームのサポーターなど約1万人が招かれ、暖かな拍手や歓声で包まれた。
川崎Fからは優秀選手に選ばれたDFのエウシーニョ、車屋紳太郎、MFの大島僚太、中村、FW小林、大久保嘉人の6選手のうちケガの大島選手を除く5人が、FC東京からはDF森重真人がタキシード姿で参加した。
表彰式では、村井満Jリーグチェアマンが1年を振り返る挨拶の後、リオデジャネイロオリンピックのメダリストらがプレゼンターとなり最優秀監督、最優秀監督賞、フェアプレー賞(高円宮杯)、ベストヤングプレー賞、得点王、ベストイレブン、最優秀選手賞など各賞の表彰が行われた。
最優秀選手に選ばれた中村選手は「Jリーグを支えるトップパートナー、スポンサー、すべてのチームのサポーターの皆様に感謝しています。中学1年の時、カズさんがバルーンの中から赤いタキシードで現れ、受賞したのが印象深く、その後もすばらしい活躍をした方が受賞しているので、自分がこの賞に選ばれたことをとても光栄に思います。僕が受賞できたのはプレーしやすいようにしてくれたチームメート、スタッフ、メディカルスタッフ、ユニフォームを洗濯してくれるおばちゃんも含めてフロンターレのすべての皆さんのお陰で、みなさんありがとうございました」と笑顔で話した。
また、記者会見では「ベストイレブンはすばらしい選手ばかりで、1ndも2ndもとっていないチームの中から僕が選ばれたことに驚きましたが、選手、監督の投票で一番多かったと聞いてとてもうれしいです。取りたいと思っても取れる賞ではないので、これまでのがんばりを評価してもらったのだと思い、家族にも感謝しています。史上最年長ということですが、体も大きくないので、小さい頃から自分と向き合い、ここまで積み重ねてきたこと結果だと思います。年齢を重ねても自分と向き合ってケアすれば(技術の)成長は続けられるので、これからも少しずつアップしていきたいです。チームはタイトルが取れず悔しい思いもしましたが、ことしは1年間一番上のところで争いを続けられたので、これからももっと質を高めていきたい」と話した。
各賞の結果(敬称略)
○ベストイレブン
GK=西川周作(浦和レッズ、5回目)、DF=庄司源(鹿島アントラーズ、初)、槙野智章(浦和レッズ、3回目)、森重真人(FC東京、4回目)、塩谷司(サンフレッチェ広島、3回目)、MF=阿部勇気(浦和レッズ、4回目)、柏貴陽介(同、初)、中村憲剛(川崎フロンターレ、6回目)、斎藤学(横浜F・マリノス)、FW=小林悠(川崎フロンターレ、初)、レアンドロ(ヴィッセル神戸、初)○最優秀選手賞
中村憲剛(川崎フロンターレ、初)
○得点王
レアンドロ(ヴィッセル神戸、初)ピーター ウタカ(サンフレチェ広島、初)
○ベストヤングプレーヤー賞
井手口陽介(ガンバ大阪)
○フェアプレー賞(高円宮杯)
サンフレッチェ広島(6回目)
○フェアプレー賞(ポイントが少ない順に記録)
J1=浦和レッズ(2回目)、サガン鳥栖(2回目)、鹿島アントラーズ(初)、川崎フロンターレ (3回目)
J2=淸水エスパルス(J2で初)、ギラヴァンツ北九州(3回目)、徳島ヴォルティス(J2で2回目)、ザスパクサツ(2回目)、ファジアーノ岡山(4回目)
J3=グルージャ盛岡(2回目)、Y.S.C.C.横浜(初)、大分トリニータ(初)、藤枝MYFC(2回目)
○フェアプレー個人賞
秋元陽太(FC東京、初)、田中佑昌(ヴァンフォーレ甲府、初)
○最優秀監督賞
石井正忠(鹿島アントラーズ、初)
○最優秀主審賞
西村雄一(8回目)
○最優秀副審賞
名木利幸(初)
○Jリーグベストピッチ賞
ユアテック仙台(初)、埼玉スタジアム2002(4回目)、デンカビッグスワンスタジアム(6回目)、豊田スタジアム(3回目)
○最優秀育成クラブ
ガンバ大阪(初)
○最優秀ゴール賞
田口泰士(名古屋グランパス、初)
○功労選手賞(最終所属チーム)
鈴木啓太(浦和レッズ)、山口智(京都サンガF.C.)
第96回天皇杯全日本サッカー選手権大会準決勝の試合が12月29日に行われ、川崎フロンターレは横浜市港北区小机町の日産スタジアムで大宮アルディージャと対戦した。
川崎Fは、堅い守りの大宮の苦戦したものの少ないチャンスでコーナーキックから85分にDF谷口彰悟(#5)が右足で決めたゴールを守り抜き1対0で勝利、クラブ史上初の決勝進出を果たした。もう一つの準決勝の鹿島アントラーズ対横浜マリノスは、鹿島が2対0で勝利し7回目の決勝進出を決めた。
決勝戦は、1月1日14時から大阪府吹田市千里万博公園の市立吹田スタジアムで行われる。
写真(撮影 : 山本真人)=決勝進出を喜ぶ川崎Fの大久保嘉人(#13、中央) 続きを読む 投稿 ID 4577
1月1日14時から大阪府の吹田市立吹田サッカースタジアムで行われる第96回天皇杯全日本サッカー選手権大会決勝戦で鹿島アントラーズと対戦する川崎フロンターレをみんなで応援しようと、武蔵小杉駅1分のこすぎコアパーク(川崎市中原区小杉町3)で14時(開場13時)からパブリックビューイングが催される。 続きを読む 投稿 ID 4577
J1チームの年間王者を決めるチャンピオンシップ(CS)の準決勝が11月23日に川崎市中原区の等々力陸上競技場で開かれ、年間勝ち点72で2位の川崎フロンターレと、同59で3位の鹿島アントラーズが対戦した。
一発勝負の試合は、鹿島が50分にエースのFW金崎夢生(#33)の先制点を死守、1対0で勝利し11月29日と12月3日にホーム&アウェイで行われる決勝戦に進出する。
川崎Fはクラブ創設20周年の節目のことしはタイトル獲得を最大の目標にしていた。準決勝は引き分けでも決勝戦に進出できたが、多くのタイトルを保持する試合巧者の鹿島にゴールを阻まれ、ホーム等々力での今シーズンの試合は終了した。しかし天皇杯にまだ勝ち残っており、試合後はピッチを回る選手らに客席からあたたかな拍手が贈られた。
写真(山本真人)=試合終了、うなだれる中村憲剛(#14)
明治安田生命J2第38節の試合が10月29日と30日に行われ、第2日程のFC町田ゼルビアはホームの町田市野津田の町田市立陸上競技場でカマタマーレ讃岐と対戦した。
町田は讃岐の激しいボールチェックに手こずり、9分に2年前まで在籍したFW木島徹也(#13)に恩返しの失点を許し、57分に相手が退場して数的有利になったものの、讃岐の体を張った堅い守備を崩せず0対1で敗戦した。
写真(撮影 : 山本真人、安永能美)=試合終了、立ち上がれない町田の選手と喜ぶ讃岐の選手 続きを読む 投稿 ID 4577
明治安田生命J2の第11節の10試合が5月3日に行われ、FC町田ゼルビアは、町田市野津田の町田市立陸上競技場でFC岐阜と対戦した。町田は、前半に先制したがわずか3分後に追いつかれ1対1で引き分け、3位に後退した。
写真=33分、先制ゴールに喜ぶ町田のFW中島裕希(#30) 続きを読む 投稿 ID 4577
Jリーグが3月5日に開幕、川崎フロンターレは第1日程の5日にホーム・等々力陸上競技場でモンティディオ山形と対戦、2対0と開幕戦を勝利で飾った。34分にFW矢島卓郎(#9)が先制、わずか4分後の38分にMF登里享平(#23)がいずれもドリブル突破でゴールを決め、初采配の相馬直樹新監督に勝利をプレゼントした。6年ぶりに古巣に戻った相馬監督は、流れのなかで得た得点をカード無しの無失点で守りきり、順調な滑り出しを果たした。
写真=ハイタッチして先制ゴールを喜ぶ矢島(背中)と相馬新監督(撮影 : 山本真人)