ホタルの住む環境を守ろう−川崎市宮前区の市民団体「飛森谷戸(とんもりやと)の自然を守る会」(矢沢一巳代表)が7月15日夕、宮前区初山地区の小学生や幼稚園児らが参加して川崎市川崎国際生田ゴルフ場の水路にホタルの幼虫とカワニナ(写真下)を放した(写真右上)。
ゴルフ場内の池が飛森谷戸を流れる水路の水源となっていることから、同会事務局の高木一弘さんがゴルフ場が協力を依頼し行われたもの。同ゴルフ場の佐久間哲ゴルフ事業部長によると、池や水路には貴重種といわれるホトケドジョウやヨシノボリも生息するなど水質は良好で、芝管理のための農薬散布などの影響はないという。
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狛江市の土屋塚:推定より100年古い、首長級の大型古墳だった
狛江市の「土屋塚」と呼ばれる古墳の発掘調査が6月16日から7月末までの予定で行われている。発掘現場からは約5000点にのぼる埴輪(はにわ)片が出土、その形式などから、これまで推定されていた6世紀半ばより約 100年さかのぼり、市内古墳群の中で最も古い時代に属する首長級の豪族の墓だった可能性が高く、学術的に大きな価値を持つ貴重な発見として研究者の注目を集めている。
狛江市内には、かつて「狛江百塚」と言われたほど多くの古墳があり、5世紀初めから約150年ほどの間に造られたとみられている。今回の土屋塚は、その規模などから高い位の支配者のものと考えられ、狛江の歴史がこれまでとは変わる可能性も出てきたという。
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7月19日に生田緑地でミニウォークとコンサート:どんぐり山トラスト基金がキャンペーン
川崎市の緑の宝庫「生田緑地」を守ろうと、市民団体「生田緑地どんぐり山トラスト基金」(酒井行夫代表)が7月19日にキャンペーン・イベントとしてミニウォークとコンサートを催す。
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7月25日に高津区民祭:大山街道でパレードや多彩なイベント
川崎市高津区溝口の大山街道一体で7月25日(雨天8月1日)、高津区民雑祭(同祭実行委員会主催)が開かれる。同祭の呼び物のみこしや踊りパレードに加え、会場の各所で真夏の雪遊び広場など多彩なイベントを行う、充実した企画で多くの見物客を楽しませる。
メインイベントのパレードは午後2時40分から6部に分かれて9時過ぎまで、田園都市線二子新地駅近くの高津スポーツセンターを起点に、6種65団体が溝口駅付近までの大山街道を練り歩く。
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水しぶき上げ、狛江市で多摩川いかだレース:チーム・ラフティーが3連覇、アイデア部門は小田急バス
手作りのいかだで川下りのタイムやアイデア、デザインを競う14回目の「狛江古代カップ多摩川いかだレース」(同実行委員会主催)が7月18日に行われた。レースは、狛江市内の通称五本松から宿河原堰(ぜき)手前までの全長約1・3キロメートルの区間で96チームが出場して行われ、「チーム・ラフティー」が3年連続4回目の総合優勝果たした。