任期満了に伴う狛江市長選挙は6月28日投票が行われ、即日開票の結果、無所属現職の松原俊雄氏(74)=自民党、公明党推薦=が19,603票を獲得し、いずれも無所属新人で政治団体代表の奥村光貴氏(26)と、市民団体共同代表の立川節子氏(76)=共産党、社民党推薦=の2人を大差で退けて3選を果たした。
選挙戦では、松原氏がこれまで2期8年にわたる実務経験と安定した市政運営を強調し、強固な組織戦を展開して支持を拡大。一方の新人2人は、次世代への投資や若者・市民目線による改革などを訴えた奥村氏、市民参加型の市政転換などを掲げた立川氏がそれぞれ批判票の取り込みを図ったが、現職の強固な基盤を切り崩すには至らなかった。
市選挙管理委員会が発表した確定投票によると、最終投票率は42.69%で、前回の市長選(2022年、43.26%)を0.57ポイント下回った。当日の有権者総数は67,729人、投票者総数は28,913人(男13,611人、女15,302人)。
今回の選挙戦では、告示翌日の22日から27日まで行われた期日前投票が好調で、前回を131人上回る9,705人(期日前投票率14.01%)が事前に一票を投じた。28日の投票日は午前中こそ伸び悩んだものの、午後3時時点で投票率16.42%と前回の同時刻を上回った。ただ、最終的には期日前投票への分散が進んだことや、夕方以降は悪天候の影響もあってか勢いを欠き、全体の投票率は前回並みの42%台にとどまった。
当選した松原氏は選挙事務所でかけつけた支持者から祝福を受けながら「2期8年の実績と、安心安全な街づくりや狛江駅前のにぎわい創出など狛江の街が住みやすくなったことを評価された結果だと思う。まず、市民向けの物価高対策や中小企業、農業支援の補正予算を8月初めに臨時市議会を開いて通したい。今後は西和泉体育館の具体化、狛江駅南口の整備などに取り組みたい」と3期目に向けて早くも意欲をみせていた。
◇狛江市長選確定得票(22時選管確定)
当19,603 松原 俊雄 無現
4,683 奥村 光貴 無新
4,359 立川 節子 無新


