狛江市議会の定例会本会議が6月4日に開かれ、高橋都彦市長(66)から出されていた辞職願いに同意、辞職が正式に決まった。高橋市長は欠席した。
新しい市長を決める選挙の日程は近く決定される見通しで、新市長が決まるまで水野穣副市長が職務代理を務める。
髙橋市長は複数の職員に対するセクハラ疑惑を追求され、5月22日に自身のセクハラ行為については否定したものの、市政を混乱させたとして辞意を表明した。6月1日に「一身上の都合」を理由に辞職願を提出した。高橋氏は元都職員で、2012年に初当選、2期目の途中だった。
高橋市長は辞職にあたって「勇気ある女性職員から実名でのハラスメントの抗議文を受け取り、市政をこれ以上混乱させてはいけないという思いから辞職を決意した」「私の言動で、ハラスメントと受け止められた職員に対しまして(中略)謝罪いたします」「このような事態となり、市政を混乱させてしまいましたことに対しまして、市民の皆様にもお詫びいたします」などとするコメント(全文→)を発表した。