全国女子駅伝:はるひ野中の渡部春雅さんが健闘誓う、同中駅伝部も関東大会の結果報告

171222haruhinotyugaku-11月14日に京都市内で行われる「皇后杯第36回全国女子駅伝大会」の神奈川チーム中学生選手に選抜された川崎市立はるひ野中学校の渡部春雅さん(3年)と、2年連続で関東中学校駅伝大会に出場した同中女子駅伝部員らが、12月22日に麻生区役所の北沢仁美区長を訪問、大会の結果を報告し、今後の活躍を誓った。

渡部さんは、小学生から山岳レースのトレイルランやトライアスロンなどさまざまな競技で優勝し、2017年に神奈川県自転車競技連盟の育成強化選手に選ばれている。陸上では、ジュニアオリンピック陸上競技大会のほか神奈川県、関東中学生大会の中距離に出場し上位に入賞した。駅伝部監督の岩渕淳教諭は、「陸上部で走るようになって記録も伸びている。皇后杯では高校生や実業団の選手と一緒に練習して記録がさらに伸びそう」と期待を寄せている。渡部さんは「合同練習で速い人の走りを学ぶとともに、本番ではいい結果を残したい」と意欲を見せている。北沢区長は区内の中学生が全国大会の代表に選ばれた快挙に「すごく期待しています。テレビを見ながら、多くの区民とともに応援したい」とエールを贈った。

この日区役所を訪れたのは、同中の荒井伸一校長と岩渕教諭、渡部さんのほか、水落日菜さん(3年)、草場玲那さん(2年)、角野来夏さん(同)、梅田直花さん(同)、栗林李衣さん(同)、芝優希(同)さん、渡邉春音さん(1年)の8人の選手を含む合わせて13人。
同校は、市内唯一の小・中一貫校で、ことし創立10周年を迎えた。駅伝部は同中陸上部に加え他の運動部の生徒約100人からタイムなどで8人に絞り込み、市や県大会などに出場。2016年には県大会で4位に入り、関東大会に初出場を果たした。
ことしはアンカーの渡部さんが区間トップの走りで3位となり、2年連続で関東大会に出場した。
この日は、新井校長が「区内の子どもたちの活躍を麻生区で応援してもらえればうれしい」と挨拶。岩渕顧問は「2年連続で関東大会に出場し前年より成績を上げられた。将来は全国大会に出場したい」と飛躍を誓った。また、渡部キャプテンは「19位と結果は悔しいが、一人ひとりが次につながる走りができた」、水落さんらは「チームの団結力が大切なことを学んだ。受験勉強などで大変だったが、楽しく走れました」などと振り返っていた。北沢区長は「私も駅伝で走った経験がありますが、チームで走る楽しさはわかります。1、2年生はさらによい成績を目指してがんばって」と話した。


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