ナビスコ予選リーグ・川崎フロンターレがアビスパ福岡に0対1で敗戦 : 公式戦初の黒星

160327furonntale 02ヤマザキナビスコカップ予選リーグの第2節の6試合が3月27日に各地で行われた。予選Bグループの川崎フロンターレは、川崎市中原区の等々力陸上競技場で5年ぶりにJ1に昇格したアビスパ福岡と対戦、福岡の堅守を崩せず0対1で敗戦し公式戦で初黒星を喫した。

写真(撮影 : 山本真人、桑山輝明)=試合終了で、うなだれる川崎Fのイレブン

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79分、福岡DF田村友(#26)のヘディングゴール

川崎Fはナビスコの初戦でスコアレスドローの引き分けに終わり、決勝リーグに進出のためには負けられない。一方の福岡は、公式戦未勝利で、別の大会の勝利でリーグ戦に弾みをつけたいところだ。競技場は11,510人が観戦した。
川崎Fは、ゲームメーカのMF中村憲剛(#14)を先発起用の予定でいたが、朝に発熱の連絡を受けて断念。4日前の第1戦からメンバーを1人変更し、システムを少し変えユース上がりで2年目のFW三好康児(#26)を2トップの1人として起用した。
試合は前半、川崎Fがボールを動かすもののラストパスがつながらず精度もいまひとつの上に福岡の好守でチャンスが作れず、何度かピンチの場面もあったが、前半を0対0で終えた。
160327furonntale 03川崎Fは、ハーフタイムにMF森谷賢太郎(#19)を下げ、FW大塚翔平(#27)を送り出し、三好を中盤に下げるポジション変更で前半より攻撃が活性化したものの、ラストパスが通らず攻めきれない状態が続く。67分にMF田坂祐介(#6)に替えMF長谷川竜也(#16)が入ったが、福岡の堅守を崩せず、79分に一度GK新井章太(#30)がセーブしたした直後のCKに失点しリードを許した。その後川崎Fは反撃を試みるも、フィニッシュの精度が足りず無得点で試合を終えた。