明治安田生命J2の第4戦11試合が3月20日に行われ、FC町田ゼルビアは、町田市野津田の町田市立陸上競技場で、ツエーゲン金沢.と対戦した。町田は、FW中島裕希(#30)の3試合連続ゴールで2対1と今季ホーム初勝利。2連勝で7位に浮上した。
写真(撮影 : すべて山本真人)=11分、FW中島裕希(#30)の先制ゴールを喜んで迎える相馬直輝監督(右から2番目)
町田はここまで1勝1分け1敗と5分の戦い、ホーム初勝利で連勝して上位に浮上したいところ。一方の、金沢は1分け2敗で今季の初勝利を目指す。
競技場は、4,013人が観戦した。
試合は、町田が立ち上がりから攻勢をかけ、11分にMF森村昂太(#2932)がシュートのこぼれ球を自らパス(写真左)、それを受けた中島が見事にミドルシュートを決めて先制した。その後、23分に町田のDF星野悟(#2)が負傷退場してMF三鬼海(#4)がピッチに入り、28分には中島がこの日2点目となる追加点を決めた。しかし金沢も反撃、町田GK髙原寿泰(#21)のセーブで防いでいたが(写真右)、39分にコーナーキックから金沢DF作田裕次(#3)にヘディングゴールを決められ、その後も反撃されたが、前半を2対1で終えた。
後半、町田は金沢の攻撃に耐える時間がしばらく続いたものの、相手にシュートを与えずピンチを防いだ。町田は82分にMF谷澤達也(#8)に替えFW重松健太郎(#39)、87分には中島からFW久木野聡(#38)を投入して3点目を狙ったが、金沢の守備を崩せず1点のリードを守りホーム初勝利を手に入れた。