川崎市麻生区民らが桐光学園に応援の檄布:高校サッカー選手権で優勝を

151204tokogekifu 01川崎市の多田昭彦麻生区長らが12月4日、第94回全国高等学校サッカー選手権大会に神奈川県代表として出場する同区栗木の桐光学園高等学校を訪問、「めざせ頂点」「神奈川の星となれ」などと同区職員や区民が寄せ書きした応援用の檄布(げきふ)と川崎フロンターレ麻生アシストクラブがお祝い金を小塚良雄同学園理事長、村上冬樹校長に手渡した。

写真=檄布(げきふ)を持つ(右から)村上校長、小塚理事長、中山さん、多田区長、渡邊さん、鈴木さん


151204tokogekifu 02訪問は、全国大会に出場する選手たちを地元ぐるみで励まそうと行われたもので、多田区長と同区職員3人のほか、中山茂・川崎フロンターレ麻生アシストクラブ会長、渡邊辰夫同副会長、鈴木憲治副会長ら7人が参加した。
同高サッカー部の全国大会出場が決まってから、同部のチームカラーの青地に「桐光学園サッカー部 めざせ頂点! 川崎市麻生区民の願いを込めて」の文字と同区のマークを入れた縦90、横135cmの旗を区で準備、多田区長が「2016年は桐光優勝でスタート!!」、中山会長が「祈優勝」などと書き込んだのち、11月16日から30日まで同区役所のロビーや麻生区スポーツセンターなどに置いて同部への応援メッセージの寄せ書きを呼びかけ、多くの区民が書き込んだ。
小塚理事長は「いつも温かい応援ありがとうございます」とお礼の言葉を述べ、参加者と歓談(写真左)、「決勝戦でこの旗がテレビで放映されるようみんなで応援したい」、「初戦が新装された等々力競技場でできるのはうれしい」、「初優勝したら区内でパレードしたい」などと笑顔で話し、「キャプテンがJリーグに入団すると聞いており、大会でがんばって2020年のオリンピックに出てもらいたい」と夢を伝えた。
これに対し小塚理事長は「(他校のように)全国から生徒を集めれば、初優勝はもっと早く実現したかもしれないが、当校は基本的には家から通える生徒たちに限っているので地元色が強い。そうしたカラーを守っていくなかで、優勝をめざしたい」と話していた。