川崎市中原区の等々力競技場で7月4日、川崎フロンターレのファン感謝デー(川崎市、川崎フロンターレ後援会共催)が開かれ、小雨がぱらつくあいにくの天気だったにもかかわらず、家族連れや女性グループなど7,552人が参加した。
会場では、ステージショーやサイン会などさまざまなイベントが行われ、参加者は選手らとふれ合いやステージを楽しんだ。
写真=フィナーレで挨拶する選手
ことしのファン感は、風間八宏監督と全選手が参加。13時20分から特設舞台でオープニングセレモニーが催され、選手が背番号順に次々と舞台に登場した。初めに川崎フロンターレ後援会会長を務める福田紀彦市長が「後援会の会員が昨年27000人を超えました。今日も約200人が新会員になりました。川崎は政令指定都市の中でも、出生率など一番がいろいろあり若くで元気な町です。皆さんもほしい一番があります。第2ステージで一番になるようみなさんとめざしましょう」とあいさつ(写真左)。
続いて4月に就任した藁科義弘社長「セカンドステージに大きな望みを持っている。ファーストステージ最後で3連勝しており、これから大爆発するので期待して下さい。競技場のメインスタンド完成記念のユニフォームを作りました。市制記念の7月25日、8月12日、8月29日の3試合で着用します。きょうはクラブ一同が心を込めておもてなしをしますので1日楽しんでください」と話して記念ユニフォームを紹介した(写真右上)。
キャプテンの中村憲剛選手が「雨のファン感は僕の経験で3回くらいですが、みんなで一生懸命楽しみたいと思います」と笑顔で呼びかけた。またブンデスリーガ2部VfLボーフムから3年ぶりに復帰した田坂祐介選手が「タイトルを取るために帰ってきました。これからもよろしく」(写真右下)と力強くあいさつした。
その後、選手らは舞台や出店に分かれ、サイン・撮影会やミニサッカーゲームに参加、おだやかな表情で気軽にサインや記念撮影に応じていた。会場ではこのほか、ふあふあやホンダモータースパーク、ひつじとまわる迷路、エコクラフトなどさまざまなアトラクションも催された。また、メインスタンドの見学会も行われ、ロッカールームなどで写真を撮る人も多かった。
毎年人気の舞台には、車屋紳太郎・中野嘉大・板倉滉・新井章太・井川祐輔・谷口彰悟・山本真希の7選手がさまざまなコスチュームで出演、フロンターレOBの中西哲生さんの進行で太鼓の達人対決、サイコロゲームで対戦し芸達者ぶりを披露した。ステージ前に大勢のファンを集めて催される「激アツLIVE」では、出演した選手らがミュージカル「アナと雪の女王」、男性アイドルグループ「嵐」に扮してダンスメドレーをなどを歌いながら客席に水をまきながら熱唱、客席では監督や選手がファンと一体となってステージを盛り上げた。
最後に風間監督が「今日はありがとうございました。みんなはじけました。選手がこれからやってくれると思いますので熱い応援をよろしく」とあいさつ、ファンから大きな拍手が上がっていた。