川崎市中原区が区内の企業に感謝状を贈呈 : 児童の交通安全に尽力

150316kansyajyo 01川崎市の中原区役所が3月16日、区内の児童を交通事故から守るために尽力した信号機器株式会社(川崎市中原区市ノ坪160番地)に感謝状を贈った。

写真=感謝状を手にする遠藤芳郎信号機器社長、児童3人、志村辰也東住吉小学校校長、鈴木賢二中原区長

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通学路に設置された交差点クロスマーク(中原区提供)

同社は、道路標識や鉄道信号など主に交通安全に関するデザイン・設計・製造・工事を行っている。日本リーグ2部に所属する卓球部があり、選手らがふれあいスポーツ卓球教室に参加するほか地域の小学生の社会科授業などで工場見学にも対応する地域に密着した活動を行っている。
感謝状は、2014年12月に同社本社近くの東住吉小学校の通学路14カ所の交差点に
同社が交差点クロスマーク表示を無償で提供したことへのお礼として同区が贈ったもの。この日は、遠藤芳郎社長、志村辰也東住吉小学校校長、同小6年の児童3人、中原警察署の水原豊交通課長、鈴木健二区長が参加。まず、遠藤社長から鈴木区長に交差点クロスマーク表示の目録が手渡された後、鈴木区長と志村校長から感謝状が手渡され、6年生の児童3人から「ほくたちのためにマークをつけてくれてありがとう。安心して通学できます」などのお礼の言葉が述べられた。
クロスマークがつけられたのは、東急東横線西側の今井南町と木月伊勢町の歩道がない生活道路。参加した子ども達によると、道幅が狭いため見通しが悪く急に車が出てきたりスピードを出す自転車が多い場所で、カーブミラーなどを確認しながら通学しているという。