Jリーグ・川崎フロンターレがセッレソ大阪に5対4で辛勝 : 乱打戦制し2位に浮上

140816frontale02Jリーグ第20節の9試合が8月16日に行われ、川崎フロンターレは川崎市中原区の等々力陸上競技場でセレッソ大阪と対戦した。川﨑Fは前半4ゴールをきめて4対1の楽勝ムードだったが、後半C大阪の猛反撃で乱打戦となり5対4で辛勝した。浦和レッズと並んで1位のサガン鳥栖が今節負けたため、川﨑Fは勝ち点差1に迫る2位に浮上した。

写真=81分、この日2点目の決勝ゴールに喜ぶ川﨑フロンターレFW小林悠(#11)  撮影 : 山本真人


140816frontale01夏休み中の最後のリーグ戦ホーム試合となるため、競技場には親子連れのサポーターが数多く来場、18,124人が観戦した。
試合は、5分にC大阪のFW南野拓実(#13)が先制ゴールを決めたが、川﨑Fが10分にFW小林悠(#11)が決めて同点とし、13分にCKのチャンスにFW大久保嘉人(#13)がゴールを奪い逆転した。その後のC大阪の攻撃を守った川﨑Fは、26分にMFレナト(#10)がペナルティエリアで相手のファウルを誘って得たPKを自ら決めて2点差とし、前半終了間際の45分+1にはMF中村憲剛(#14)が倒れ込みながら足を伸ばしGKの股間をぬいて蹴り込みゴール(写真左上 撮影 : 桑山輝明)、前半を4対1で折り返した。
140816frontale 043点差を付けられたC大阪はハーフタームに中盤の選手を2人替えシステムも変更、これか効を奏し49分にDF丸橋祐介(#14)がゴールを決め反撃ののろしを上げた。その後もC大阪の猛攻で危ない場面が続き、74分に再び失点して1点差に迫られた。C大阪の反撃の対応に追われていた川﨑Fだったが81分、CKのチャンスにDF實藤友紀(#2)のヘディングを相手GKパンチングしたボールに小林が走り込んでゴールに押し込み(写真左下 撮影 : 桑山輝明)再び2点差となった。
140816frontale 03しかしC大阪はさらに粘り85分にFWフォルラン(#10)がゴールを決めて再び一点差としさらに猛攻を続けたが、川﨑Fは90分にDFジェシ(#5)、90分+3にDF田中祐介(#3)を守備堅めに投入して逃げ切った。
次のリーグ戦のホームゲームは9月23日(23節)19時から徳島ヴォルティスとの対戦だが、その前に8月20日19時から天皇杯3回戦で愛媛FCと対戦する。また9月7日19時からナビスコカップ準々決勝第2戦でC大阪と再び対戦する。