川崎市の美容団体が7月29日に高津区でチャリティカット : カンボジアに小学校建設目的に

130730cat 001川崎市内の美容師有志の団体「PRIC(プリック)」(菅原司郎代表)が、カンボジアの子どもたちに教育の機会をとことしも7月29日10時から19時まで高津区溝口の生活文化会館(てくのかわさき)でチャリティーカット&ネイル&眉カット(カンボジア大使館後援)を開催、利用客と美容師ボランティアを募集している。
写真=昨年のチャリティカットの様子
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この催しは、「PRIC」に所属する美容師らが「美容師の技術を提供して社会貢献を」と同業の仲間のに呼びかけ、毎年テーマを決めて実施し収益を社会福祉団体などに寄付。例年美容室の定休日にあたる火曜日に開催、道具持参で都合のつく時間だけのボランティアも受け入れているため、市外から参加する美容師もいる。中心的メンバーのひとりで多摩区で美容室を経営する菅原司郎さんは、2004年の新潟県中越地震の被災地でも美容ボランティアを行った。
そうした実績をふまえ、10回目の2006年からカンボジアに学校を作ることを目的に公益社団法人シャンティ国際ボランティア会に寄付しており、2009年と2011年に小学校を建設して開校させた実績を持ち、昨年は658,858円の寄付を集め、他の支援団体とともに3校目の学校が建設された。今回は4校目を目指して活動する。
昨年から勤め帰りに人も立ち寄ることができるようにと開催時間を延長、毎年開催を楽しみにする市民も増えている。
会場のホールにビニールシートを敷き会議用の机に卓上鏡を置くだけの臨時美容室を設営、美容師がボランティアでカットとマユ手入れ行う。カットとネイルが1000円以上、マユ手入れが500円以上の寄付と破格料金のため、この日を楽しみにしている常連客も多い。

当日会場で、使用済み切手、書き損じ葉書の収集も行う。
客として参加や美容師ボランティアの受け入れの詳細は、同会のHP(こちら>