アメフトXリーグセカンドステージ第1試合・富士通フロンティアーズがアズワン ブラックイーグルスに快勝

131103frontiers01社会人のアメリカンフットボールXリーグのセカンドステージが11月2日から始まった。EASTディビジョンを1位で通過した富士通フロンティアーズは、11月3日に大阪市立長居陸上競技場でアズワン ブラックイーグルスと対戦、7本のタッチダウン(TD)とフィールドゴール(FG)2本を決め、守っても相手の攻撃を防ぎきり、55対0と圧勝した。

写真=RB高野橋が先制のタッチダウン(撮影:池田理)

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RB金が16ヤードを走ってTD

セカンド・ステージSUPER9リーグはEAST、CENTRAL、WESTの各ディビジョン3位までの9チームがリーグ戦を戦い、ファイナルステージに進む4チームを決める。
EASTディビジョンで優勝した富士通は、WEST3ディビジョン3位のアズワンと対戦した。
試合は、富士通が第1クォーター(Q)の5分11秒にランニングバック(RB)高野橋慶大(#20)が走り込んで先制のTD。さらに9分9秒にRB進士祐介(#28)がアズワンディフェンスを振り切って36ヤードを走り、追加のTD。進士はこの後、14分16秒にもTDを決めるなど、富士通が試合の主導権を握った。

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WR宜本潤平#22がQB出原章洋#18からの47ヤードのパスをスーパーキャッチ

第2Qも富士通のペース。守備でもインターセプトを奪うなどアズワンを圧倒、開始早々の0分26秒にRB高野橋がこの日2本目のTD。さらにクォーターバック(QB)平本(#12)からワイドレシーバー(WR)強(#1)がTDパスを決めると、11分52秒にもQB平本恵也から41ヤードのTDパスがWR秋山武史(#17)に通り、前半を42対0で前半を折り返した。

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DL木村篤允#94がQBサック

第3Qに入るとアズワンも徐々に反撃のきざしをみせたが、富士通ディフェンスがこれを阻止。13分22秒にキッカー(K)西村豪哲(#11)がFGを決めて3点を追加、リードを広げた。

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この日9本のキックを決めたK西本

第4Qでも、富士通ディフェンスが再三のインターセプトでアズワンの攻撃を封じ込めると、K西村が5分15秒にこの日2本目のFGを決め、さらに7分36秒にRB金雄一(#30)がTDを奪うなど圧倒的な強さをみせ、セカンドステージの初戦を白星で飾った。
富士通の次の試合は11月17日14時30分から横浜スタジアムでノジマ相模原ライズと対戦する。