「第35回なかはら”ゆめ”区民祭」(中原区民祭実行委員会主催)が11月10日(雨天決行)10時から15時まで等々力緑地で催される。秋が深まる緑地でパレードや模擬店、吹奏楽演奏会、小動物園など、家族で楽しめる祭がくり広げられる。
同祭は、“心のふれあう ふるさと中原”をテーマに、区民がふれあい、中原の発展と区民の連帯を深め、郷土の良さを見直そうと開かれているもの。
1979年に中原区役所を会場に始まり、平和公園で開いたこともあったが、1995年の17回から現在の等々力緑地内のとどろきアリーナとその周辺で催されている。
会場の変更に伴って、その年の時代背景を考慮して、サブタイトルを導入、区民一人ひとりの区民祭に対する意識の高揚を図るようにした。サブタイトルは17回が「遊ゆう」、18回が「愛あい」、19回が「ゆめ」で、それ以降はイメージを固定する意味で、サブタイトルを変えなかったが、33回は「〜がんばれ日本!復興支援〜」、34回は「おめでとう!区制40周年記念」として開催した。
昨年、区制40周年を迎えたことから、今回は、新たな一歩として、初心に戻り、広く区民に楽しんでもらえるようサブタイトルを付けなかったという。
主な催しは
ステージ=10時の開会式を皮切りに吹奏楽演奏、民謡踊り、チアリーディング、乙女文楽、フロンターレ人形劇、太鼓、大正琴、フラダンスなど多彩な演目が15時まで行われる。
パレード=音楽パレードが10時45分にお祭りひろばを出発、会場内をにぎやかに行進する。みこし・はやしパレードは10時30分に今市橋をスタート、13時にお祭りひろばに到着する。
お祭りひろば=11時45分からリズム体操、スクエアダンス、民謡踊り、阿波踊り、川崎市消防音楽隊の演奏とドリルなどが14時30分までくり広げられる。
ふれあいひろば=ボールあそび、昔遊び、輪投げ、アメリカンフットボール体験など親子で楽しめる。
体験ひろば=南極の氷ふれあいコーナー、ウルトラマンふあふあ、ちびっこ小動物園、ミニ白バイ乗車体験、災害派遣車両展示、起震車体験など。
模擬店ひろば=焼きそば、綿菓子、飲み物などの販売のほか、岩手、宮城、福島各県の物産販売、手作り製品やフロンターレグッズの展示・販売。大道芸、もちつき、木工教室、防犯、歯科、認知症、不動産、住宅などの相談もある。
ちびっこサッカーひろば=川崎フロンターレサッカー教室が10時30分から12時まで行われる。
とどろきアリーナ=体力測定、ゲーム・クラフト工作、お茶席などのこどもフェスタに加え、行政・登記・相続などの相談コーナー、「もっと知ろう中原」の展示、マナー・モラルアップポスター展、富士通・環境活動の紹介、認知症を知ろうと題した物忘れチェックなどがある。
市民ミュージアム=開館25周年フェスティバルとして〜食とアートと音楽と=を開催中で、15時から小原孝さんによるピアノコンサート、映画「タンポポ」の上映(11時30分・14時、観覧有料)、食品サンプルの製作体験、「カワサキ・シティ 日本を牽引する街」「ルパン三世展」(観覧有料)、第4回なかはらフォトコンテスト写真展&投票などがある。当日の入館・常設展は無料。
問い合わせは電話044-744-3124中原区民祭実行委員会事務局。当日の問い合わせは電話044-711-5297。