社会人のアメリカンフットボールXリーグ・秋季リーグの第3節が行われ、富士通フロンティアーズは9月23日に川崎球場で東京ガスクリエイターズと対戦した。富士通は、終始ゲームを支配、7本のTD(タッチダウン)を奪い56対7で3勝目をあげた。
写真=第1Q2分43秒、WR秋山武史(#17)が先制のタッチダウンパスを決める
富士通は、第1Q(クォーター)開始早々の2分43秒にQB(クォーターバック)平本恵也(#12)からWR(ワイドレシーバー)秋山武史(#17)へのTDパスを決めて先制。4分55秒にはWR宜本慎平(#4)が東京ガスのパントから56ヤードのリターンTDで2本目のTD、7分0秒にもランニングバック(RB)ゴードン(#29)がエンドゾーンまで41ヤードを走って3本目のTDを決め、早くもゲームの主導権を握った。
第2Qにも富士通の攻撃の勢いは止まらず、0分19秒にRBゴードン(#29)がいきなりのTD。3分40秒にはQB吉田元紀(#19)からパスを受けたWR強盛(#1)がTDを決めて点差を広げた。さらに11分44秒にはQBサックで得たチャンスからK(キッカー)西村豪也(#11)がフィールドゴール(FG)で追加点を奪い、39対0で前半を折り返した。
第3Qに入っても富士通は攻守ともに東京ガスを圧倒、6分41秒にRB高野橋慶太(#20)がエンドゾーンに走り込んでTDを決めた。
第4Qには2分32秒にK西村(#11)がこの日2本目のFGを奪い、5分38秒にはRB金雄一(#30)が40ヤードを走ってTDを決めた。しかし、一矢を報いたい東京ガスは一瞬のスキを突いて10分22秒にQB岩崎雄三(#10)がTDを決めて意地を見せた。
富士通は危なげない試合運びで3連勝を飾り、同じ勝ち点6で並ぶ首位の鹿島ディアーズをぴったりと追走している。
富士通の次の試合は、10月5日16時30分から川崎球場でBULLSフットボールクラブと対戦する。