「多摩川灯ろう流し」(多摩川灯ろう流し実行委員会主催、狛江市観光協会後援)が、8月23日午後6時30分から多摩水道橋下流の多摩川狛江市側河川敷で催される。屋形船から流された数百基の灯ろうが夜の川面を彩る光景は、夏の風物詩として親しまれており、毎年多くの見物客が訪れる。
写真=昨年の灯ろう流し
この灯ろう流しは、世界平和と環境保全を願って催されている。
狛江市内の6つの寺院の僧りょによる読経が流れるなか、川にこぎ出した屋形舟から数百基の灯ろうに点火して流す。
同市の灯ろう流しは、江戸時代から行われていると伝えられ、以前は花火大会と同時に開催されていたこともある。
多摩川の伝統的な夏の風物詩を市民の手で守ろうと、2005年から寺院関係者だけでなくボランティアの市民も加わって実行委員会を結成、灯ろうの点火や回収を行っている。
灯ろうは1基1000円で、当日午後4時ごろから6時まで会場でも受け付ける。
見学は自由。
当日雨天の場合は24日に順延する。
問い合わせは電話03(3489)8440円住院内多摩川灯ろう流し実行委員会事務局。