JFL第10節の第1日程の試合が5月4日に行われ、FC町田ゼルビアはアウェー武蔵野市立陸上競技場で横河武蔵野と対戦、36分に鈴木孝司が決めたゴールを守りきり1対0で勝利、6連勝した。
写真=36分、先制ゴールを決めて喜ぶFW鈴木孝司(#9)
ともに東京都多摩地区のJFL所属クラブで「南北多摩合戦」が2年ぶりに復活した。これまでの対戦成績は町田の1勝1分4敗で、町田は引いて守りワンチャンスのカウンターで攻撃する横河武蔵野をやや苦手としていた。今季の開幕前に新装した町田市陸上競技場のお披露目に行われた練習試合でも0対3で敗れたが、町田のクラブ関係者によると今季はメンバーが大幅に変わり、以前の対戦を知っている選手はほとんどいないため苦手意識はまったくないという。
試合は、立ち上がりから両チームともアグレッシブに攻撃し一進一退の攻防が続いたが、36分に左右にパスをつなぎ、MF藤田泰成(#3)の浮き球を受けたFW鈴木孝司(#9)がミドルシュートを決めて先制、前半を1対0で折り返した。
追加点の欲しい町田は、58分と66分に中盤の選手に替えてFW岸田和人(#30)、FWアンデルソン(#11)を投入しより攻撃的な布陣にしたが、横河の好守に阻まれ得点できない。試合は次第に横河ペースとなったため、町田は76分に横河出身のMF太田浩介(#6)投入して守備を固めて逃げ切り、完封で勝利した。
連勝中の町田の無失点試合は7試合目で、7節のブラウブリッツ秋田戦から4試合連続無失点で好調を維持している。
時節のホームゲームは5月12日13時から町田市立陸上競技場でFC琉球と対戦する。