3月10日の開幕控えJFL監督が共同記者会見:FC町田ゼルビアの秋田監督「厳しい試合勝ち抜き、11月に笑っていたい」


130304jflkantokukaiken013月10日に開幕する第15回日本フットボールリーグ(JFL)を前に、同リーグに所属する18チームの監督が4日、文京区のJFAハウスで会見を行い、今シーズンの抱負を語った。

写真=3月10日の対戦を前に福島ユナイテッドFCの時崎悠監督と握手を交わすFC町田ゼルビアの秋田豊監督


 記者会見場では開幕戦で対戦する監督同士が握手を交わして写真撮影に臨んだ後に、各監督がコメントを発表した。
1年ぶりにJFLでプレーするFC町田ゼルビアの秋田豊監督はトップでコメントを発表、「J2から降格し、今季はJFLからということで、また1年でJ2に返り咲きたいと思っています。JFLに降格したからと言って楽な試合はひとつもないと思っています
ので、ひとつひとつ大事に戦い、11月にみんなで笑っていたいと思います」と話した。
また、桑原勝義JFL理事長が「JFLは、近年チーム力が拮抗してエキサイティングなリーグになった。今シーズンは企業チームのほかJ準加盟チームが6チームいる。来季から新たにJ3が発足するが、ことしはどのクラブがJ2にチャレンジできるか楽しみもある。今シーズンのキャッチフレーズは『フェアでホットな風に乗れ!』となったが、この言葉通り、試合中に異議を唱えることなくクラブの勝利のために一生懸命プレーしてほしい」と挨拶した。
その後、各チームが持参したお国自慢のスイーツとお茶というアットホームな雰囲気で取材対応を行った。
秋田監督は「仕上がりは100%とは言えないが順調。どのチームも降格したうちに照準を合わせて対戦すると予想されるので厳しい戦いとなる。ただ、1月からの始動で、既に昨年の倍以上走り込みをして、さらに筋力トレーニングも取り入れる厳しい練習をして選手がたくましくなった。この経験がケガを少なくし、夏場のたいへんな時期に自信となる」と余裕の表情で話した。
町田セルビアの開幕試合は、10日13時に町田市立陸上競技場でことしJFLに昇格した福島ユナイテッドFCと対戦する。