川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアムが展示を一新 : 『大長編ドラえもん』原画を3期に分け展示

 


130124doraemon01川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアム(川崎市多摩区長尾2-8-1)が、1月25日に2つの展示室の展示内容を一新した。
新展示は、『大長編ドラえもん』に焦点をあて原画を映画の発表期順に3期に分けて展示する。

写真=一新された展示室II (C)Fujiko-pro


 

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屋根に設置された「ころばし屋」

同館は、開館から1年4ヶ月がたち1月14日には入館者が70万人を超えた。同館では、入館者の好調さを当初の予想を上回るリピーター客が多いためと推測。大幅な展示替えは、こうしたリピーターだけでなく藤子・F・不二雄ファンに、新たな魅力を発信するために行われた。
展示室IIは、『大長編ドラえもん』の原画が映えるよう壁面を深い色味に変更、82点の原画を展示している。現在展示している第1期の作品は『のび太の宇宙開拓史』(映画公開年 1981年)、『のび太の大魔境』(同 1982年)、『のび太の海底鬼岩城』(同 1983年)、『のび太の魔界大冒険』(同 1984年)、『のび太の宇宙小戦争(リトルスターウォーズ)』(同 1985年)の5作品で、絵コンテなども展示している。展示期間は、5月末の予定。

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ドラえもんの石像

第2期は、『のび太と鉄人兵団』(同 1986年)など5作で、6月から9月末の予定。第3期は『のび太と雲の王国』(同 1992年)など5作品で、9月下旬から2014年1月の予定。また、シリーズ最初の作品「のび太の恐竜」(同 1980年)と18作目の『のび太のねじ巻き都市(シティー)冒険記』(同 1997年)は通年で展示している。
展示室Iは、カラー原画も変えて「モジャ公」「21エモン」などの作品も追加され、引き

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ドラえもんのジャンボバーベキュー

出しには作品にまつわる展示が新登場した。このほか、幼児が遊べるキッズスペースも木製のぬくもりのある空間に変更、屋外には石像のドラえもんや「ころばし屋」「キー坊」などの新キャラクターが登場、これらの展示物を探す楽しみも加わった。
展示替えに伴い、ショップでは「大長編ドラえもん」にちなんだ複製原画やステッカーセット、Tシャツ、カンバッチ缶入りクッキー 大長編柄など新しいグッズが販売されている。
来館者に人気のカフェでは、「ドラえもんのジャンボバーベキュー」(1,500円)、「たまご鳥パンナコッタ」(450円)、「ピー助のたまごプリン」(450円)など新メニューもお目見えした。

 ○スイーツフェア2013を開催中

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ドラミのsweetプレート 
写真提供=川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアム

同カフェでは、バレンタインデー(2月14日)とホワイトデー(3月14日)にちなみ2月7日から3月14日まで「SF〜スイーツフェア2013〜」を開催、「ドラミのsweetプレート」(900円)、スネ夫ヘアーチョコクレープSFバージョン(700円)などの特別メニューを販売する。期間中はショップで、チョコレートクランチ、ブック型チョコレートなど対象商品を2点購入ごとに特製のポストカードをプレゼントする。

ミュージアムは日時指定の完全予約制で、1日4回に分け1回最大500人が入場できる。
開館時間は10時〜18時。入館料はおとな1,000円、中高生700円、4歳以上のこども500円、3歳以下無料。
入館時間は10時、12時、14時、16時(指定時間から30分以内に入館)。
定休日は火曜日と年末年始。
チケットの発売は、入館前々月の30日に全国のローソン各店で。
川崎市在住者は市内のJTB8店舗で扱う優先発売のチケットを利用できる。
問い合わせは電話0570-055-245(9時30分〜18時)またはHPはこちら>