川崎市麻生区交通安全対策協議会、麻生区警察署、麻生区役所などが「無事故で新年を迎えて」と、12月10日午後、小田急線新百合ケ丘駅南口で歳末の交通安全街頭キャンペーンを展開、川崎市消防音楽隊がクリスマスソングなどを演奏した。
写真=新百合ケ丘駅南口で年末の事故防止を呼びかける啓発物を配布
川崎市内の各警察署では忘年会など飲酒の機会が増える毎年12月11日から20日まで年末の交通事故防止運動を行っている。麻生警察署は期間中は「無事故で年末 笑顔で新年」 「自転車も のれば車の 仲間入り」「醒めたはず その思い込みに 魔が潜む」の3つのスローガンを掲げ、駅周辺や幹線道路で啓発活動を繰り広げる。
運動前日のこの日は、南口のペディストリアンデッキにあるカマキリ像前広場で瀧峠雅介・麻生区長(写真左)、小林久・麻生警察署長らが交通事故ゼロに向けて挨拶。大石眞由美・麻生区交通安全母の会副会長が飲酒運転、自転車事故の防止、シートベルトとチャイルドシートの着用をを呼びかける宣言文を読み上げ、拍手で採択した。その後、交通安全関連団体の会員約100人が
新百合ヶ丘駅周辺や大型商業施設の前で「安全は 心と時間の ゆとりから」などと書かれた来年の卓上カレンダーなど800部を配って交通安全を呼びかけた。
会場ではアトラクションとして市消防音楽隊が、川崎市出身の故・坂本九さんの「上を向いて歩こう」「明日があるさ」のほか「ジングルベル」「麻生区交通安全の歌〜手と手をつないで」などを演奏(写真右)、通りがかりの買い物客らが足を止めて熱心に聴き入っていた。